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第12回:東日本大震災への募金活動に参加しました

笠原雄太選手を中心とした、自転車好きな選手たちによるツーリングレポートです。

笠原雄太の自転車ライフ 第12回:東日本大震災への募金活動に参加しました

○    笠原選手から

 皆さんこんにちは、笠原雄太です。

 私たちヤマハ発動機ジュビロはジュビロ磐田のサッカー選手たちと一緒に、3月19日~20日までの2日間、磐田市内と浜松駅付近にて東日本大震災への募金活動を行いました。僕は20日の浜松での募金活動に参加しました。

街頭募金にて配布したチラシ

 豊田寮から、高木選手、岸選手、長野選手、八木下選手と共に自転車で出発し、JR浜松駅を目指しました。すでに八木選手と仲谷選手が到着していました。遠鉄百貨店の前にて午後2時より募金活動が始まり、約1時間の街頭募金活動を行いました。今回の募金はジュビロ磐田を通じて、被災地への義援金として寄付されます。

JR浜松駅北口の遠鉄百貨店前にて

 毎日TVの報道を見て、悲惨さが伝わってきます。

 地震の被害、津波の被害、放射能問題、余震の恐怖など被災地では、想像を絶する計り知れない境地に立たされていると思います。

 また、チーム関係者が実際に被災した友人から受けた情報によると「避難所によっては救援規模やライフラインの復旧にばらつきがあり、孤立した集落や物資が輸送困難な避難所は、救援物資も少なく多くの方が飢えや寒さに苦しんでいる」という状況とのことです。この事実を多くの人に知ってほしいと、その友人の方はチーム関係者に伝えていたそうです。

 厳しい状況の中でも「被災者は一生懸命に生き、復興へ向けて、ひたむきに活動しています。さらに復興現場では様々な方が身を粉にして活動している、そして、復興への希望は絶対に捨てていない!」と言う事も伝えて欲しいと言っていました。

多くの方々の協力に感謝いたします

 スポーツ界でも、さまざまな形で復興への援助が行われています。様々なスポーツにおいて、トップ選手として出来る事も数多くあると思います。

 私たちヤマハ発動機ジュビロも、チーム内にて選手たちが自発的に集まりミーティングを行い、様々な形で援助して行こうと話し合っています。選手1人1人が動いています。1人の人間として、そしてラグビー選手として、ラグビーが持つ素晴らしい言葉、ONE FOR ALL、ALL FOR ONEの「一人はみんなの為に、みんなは一人の為に」の精神を実践していきたいと思います。そして、多くの人々と協力し合い、助け合う事で、日本を襲ったこの困難を乗越える事が出来ると僕は信じています。

高木選手(左)と主務の田井中さん(右)

ジュビロ磐田の川口選手も積極的に募金を呼び掛けています。(川口選手は2日間に渡り、精力的に活動)

川口選手は募金してくれた方々に笑顔と握手で対応されていました

 募金をしていても、「早く被災地が復興して欲しい」「節電を徹底します」など数多くの励ましの声を聞きました。一日でも早く、被災された街が復興できるよう、そして笑顔が戻るよう心から願っています。

 今回の第12話をもって、「笠原雄太の自転車ライフ」はひとまず終了とさせていただきます。新年度は新しいコーナーになるようですが、どんな企画になっても、再び皆さまの前に自転車と共に登場して行きたいと思います。短い時間でしたが、ご愛読、誠に有難うございました。そして、これからもヤマハ発動機ジュビロへの応援をよろしくお願いします。またお会いできる日を楽しみにしています。 笠原雄太

左が仲谷選手、中央が笠原選手、右が岸選手

○    今回のツーリングコース

・    コース:豊田寮⇒浜松駅⇒豊田寮

・    所要時間:往路40分+浜松駅前(募金活動)90分+復路 40分

 

困っている人がいたら助ける!!理由は要りません。

一緒にがんばっていきましょう!日本!

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