第9回:奥尻島ツーリング(後編)
笠原雄太選手を中心とした、自転車好きな選手たちによるツーリングレポートです。
○笠原選手から
皆さんこんにちは、道産子チャリダー@笠原です。今回はもう2年も前になってしまいますが、2008年5月1日に行った北海道奥尻島ツーリング後編です。お楽しみください。
◆奥尻島◆“おくしり”とはアイヌ語で「イクシュンシリ(沖の島)」、「ヲコシリ(向こうの島)」という言葉から来ているそうです。
住所/北海道奥尻郡奥尻町
面積/142.73km2 周囲/67.5km
人口/3,643人(H17)
【飛行機】 函館空港→奥尻空港
【フェリー】 江差港→奥尻港(2時間10分) 、 せたな港→奥尻港(1時間40分)
~後編スタート~
奥尻島を一周し、奥尻港に戻って来ました。そしたら、なんと港で島開きの祭りをやっていました。島の人に「日本一周してるのか?」「どっから来たんだ?」と話かけられ、島の人々と仲良くなりました。
太鼓のパフォーマンスに感動しました。迫力が凄かったです。
祭りでは、活きたアワビ100円、海産鍋無料など、ビックリするぐらい安かったです。僕も、「アワビ一つ下さい」と言った所、「なんもタダでいいべよ」と言われ、奥尻島の方々の心の大きさを感じました。なまら美味しかったです!!
あわびを堪能!なまら美味かった!
祭りも終盤いよいよ奥尻名物「奥尻しりふり音頭」が始まりました。僕も奥尻中学の子供達に誘われ飛び入りで踊りました。奥尻中学校の子供達は、びっくりするぐらい元気でした!!今まで出会った中学生の中で一番元気な中学生でした(笑)
奥尻中学校の生徒さんたち
「奥尻しりふり音頭」を教えてもらいました。また一つ芸が増えた気がします。
祭りも終り、市役所の方、祭り実行委員会の方に誘われ、打ち上げに参加させてもらい、楽しい夜を迎えました。夜に空を見上げると目の前に無数の星が広がっておりとても綺麗でした。サングラスを掛けていても余裕で星が見えるレベルでした。
帰りの朝、最後もウニマル君が見送りに来てくれました、ウニマル君にお別れの言葉を伝え、フェリーに自転車を積み帰りました。
別れの朝・・・さびしそうなウニマル君・・・また会おう!
帰りフェリーから海を見るとイルカが跳ねていました。大災害を乗越え島の人達の努力で街が復興した事を肌に感じ、奥尻島の大自然、そして何より島の方々の暖かさを感じた旅でした。
みなさんも是非、奥尻島へ行って見てはどうですか!?
奥尻島の方々には本当にお世話になりました。ありがとうございました。
また、奥尻島に行きます!!
○ 今回のツーリングコース
・ コース:奥尻島一周
・ 所要時間:約6時間
○ 目的地での一枚 奥尻で食べたウニ丼とアワビです
北海道の海の幸です。「なまらうまいべ!!」
○ オススメの一枚
日本海に沈む、奥尻島から見た夕日です。綺麗過ぎて、感動しました・・・(涙)