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第1回:笠原選手、故郷を走る

笠原雄太選手を中心とした、自転車好きな選手たちによるツーリングレポートです。

笠原雄太の自転車ライフ 第1回:笠原選手、故郷を走る

笠原 雄太 かさはら ゆうた

1984年北海道函館出身。高校時代は15名にも満たないラグビー部に所属しながらも、仲間や恩師と共に練習に励み、関東大学ラグビーの強豪校、流通経済大に進学する。
大学時代は寮長を務めるなどプレー以外にもリーダーシップを発揮。
2007年度にヤマハ発動機ジュビロの門を叩き、2008年度に公式戦出場を果たす。注目の大型ロック。趣味は釣りと自転車。

●笠原選手から

皆さんこんにちは、自転車大好きツール・ド・笠原です。
今回は実家にあるマウンテンバイクに乗り、僕の母校である七飯高校までの道のりを紹介します。

母校のある北海道亀田郡七飯町(函館市の隣町)は大沼国定公園や駒ケ岳があり、とても自然豊かな町です。七飯町の自然を楽しみながら、高校時代も毎日、自転車通学をしていました。

 

まずは、家を出発です。家の周りは畑なのでとても景色が綺麗です。家から15分ぐらい行った所に湧き水が湧いています。よく部活帰りなど喉が渇いた時に飲んでいました。たまにキタキツネも水を飲みに来ています。その近くに綺麗な川もあります、部活が無い時は、学校に竿を持って行き、釣りをして帰っていました。鮭、ヤマメ、イワナ、ごだっぺ(※)などが釣れます。

北海道ならではの壮大な景色

横津岳湧水

畑の中の道を走り、学校が近づいてくると、最後はフルーツロードを走ります。
ここでは、七飯町特産品のりんごを育てています。そして、家から40分ぐらい自転車を漕ぎようやく母校である、七飯高校に着きます。標高が330mの位置にあるので、晴れた時は、函館の景色を一望できます。母校に着き、ラグビー部の練習に参加しました。現在部員が4人と非常に少ないですが、練習を工夫し一生懸命取り組んでいました。女子マネージャーが4人もいるので、なんだか羨ましいなぁと思いました。

母校のラグビー部員と記念写真

有名な函館の夜景

 

久しぶりに七飯町を自転車でツーリングすると、高校の頃は当たり前に感じていた風景も、自然に満ち溢れていたんだと実感しました。普段、車で行く所も自転車で行くといつもと違う景色に気がつきます。そんなところも自転車の良いところです。
これからも様々なところを紹介していきたいと思いますので、ご愛読のほどよろしくお願いします。(終)
※ごだっぺ:コマイ(氷下魚)の子供時代の呼び名。

●今回のツーリングコース
・コース:北海道・函館市の自宅⇒フルーツロード⇒七飯高校(亀田郡)⇒自宅
・所要時間:往路40分+七飯高校で練習参加(2時間)+復路40分

七飯高校のラグビー部にジュビロジャージを寄贈

●目的地での一枚
・今回の訪問で、僕から七飯高校にヤマハ発動機ジュビロのジャージを寄贈しました。後輩達がすごく喜んでくれたので、とても嬉しかったです。後輩たちにはラグビーを通していろいろな事を学び活躍してもらいたいと思います

●オススメの一枚
・写真はゴールデンウィークの頃です。まだ、りんごはついていない状況でした。七飯町はりんごが特産です。みなさん、知ってました?北海道もりんごを作っています!

ツーリングにも最適なフルーツロード

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