ラグビーヘッドライン

 

　日本ラグビー界のみならず世界のラグビー界でも有名な二人のコーチがヤマハ発動機大久保グラウンドにて顔を会わせました。
　画面左が元フィジー代表で元7人制日本代表監督のパウロ・ナワル氏。そして画面右が元日本代表で現在は7人制日本代表監督の村田亙氏です。
　
　5月2日に日本聴覚障害者ラグビー連盟の強化合宿に臨時コーチとして招聘されたナワル氏と、地元磐田市での開催とあり、ボランティアとして自らコーチを名乗り出た村田氏。打ち合わせなしのセッションながらも、選手としてもコーチとしても経験豊富な二人のマスターは即興で次々と練習方法をデフラグビー選手たちに伝授。
　
　休憩時間には、休まずにみんなでタッチラグビーを始めだし、パウロ氏の動きや村田氏のパスを真似た選手たちがグングンと上達するシーンも見られました。手話通訳の矢部氏も「みんな嬉しくて嬉しくて、休むのがもったいないと（笑）。こんな素晴らしいコーチに恵まれるなんて、本当に磐田市に来てよかったです」とコメント。

　「ラグビーを真剣に、さらに上手くなりたいという情熱を感じた」とナワル氏。村田氏も合宿の最後まで付き合い、丁寧に選手やその家族にサインを書いていました。磐田市のヤマハ発動機大久保グラウンドにて贅沢な指導風景を実現した瞬間でした。