ラグビーヘッドライン

 

　ヤマハ発動機ジュビロの清宮監督は、今週末から開幕する南半球の最高峰リーグ「スーパーラグビー2016」の開幕について、本ウェブにコメントを寄せました。

　今季のスーパーラグビーは、従来のニュージーランド・オーストラリア・南アフリカ3カ国からのチームに、日本の「サンウルブズ」とアルゼンチンの「ジャガーズ」が加わり、過去最大の18チームが参加する大会となります。ヤマハ清宮監督が注目する点は？

Ｑ1：スーパーラグビー2016が開幕します。どのチームに注目？
清宮：まずは日本のサンウルブズ。どこまでチームとして戦えるかが鍵。スーパーラグビーを経験している堀江選手のキャプテンシーに期待したい。また、ワールドカップを連覇したニュージーランドの各チームにも、どんなラグビーを展開するのか注目したい。

Ｑ2:今季から18チームに拡大した点について
清宮：東京やシンガポール、アルゼンチンなどでも試合が開催される。コンディションが勝敗に影響する。移動時間や会場の気候に気温、標高など、様々な要素が入ってくる。このあたりにも注目してみたい。

Ｑ3：日本代表勢で注目選手は？
清宮：リーチ選手（チーフス・ＮＺ）。チームの主力選手としてセットプレーを中心に活躍するだろう。また、松島選手（レベルズ・豪州）も楽しみ。昨年秋のワールドカップで大きな経験を積んだ。大胆なアタックが見たい。

Ｑ4：五郎丸選手については？
清宮：1試合を経験すれば、五郎丸はすぐに対応できる。レッズ（豪州）は五郎丸を主力として重視している。五郎丸の強みを活かす戦術で戦っていくと思う。

Ｑ5：ヤマハ勢への期待は？
清宮：コウキ（山本選手）は国内で自信をつけた。場数を踏んでスーパーラグビーの雰囲気に慣れれば問題ない。矢富は長い距離のパスを放つ。この利点を活かして、スタンドオフの選手を動きやすくできればサンウルブズがゲーム支配する時間を長くできる。矢富のパスはアドバンテージになりうる。

Ｑ6：秩父宮ラグビー場での開幕戦の生観戦予定は？
清宮：もちろん。秩父宮ラグビー場での開幕戦、本当に楽しみにしている。