ラグビーヘッドライン

 

　長いリハビリに耐えたことにより、人間として大きく成長した三角選手。入団当時の人懐っこい表情もいずこへ、現在はすっかり逞しい闘う男の顔になってきました。三角選手のミニインタビュー後編です。

Q． 第3節から次の出番が第12節までかかりました
三角「リハビリの日々を過ごしていました。まさに歯がゆい日々でした。今までは1、2週間休めば治るような怪我だったのですが、今回のは、どうにもならないレベルの痛みで...。こんなことは今までのラグビー人生には無かったこと。いつ治るのかが見えない中でのリハビリは本当に辛く、それでもシーズンは進んでいき...。第12節の三洋電機戦は、後半残り5，6分の出場でしたが、やっぱり試合に出てなんぼだなぁと思いました」

Q．久々の公式戦はいかがでしたか
三角「楽しかったですね。ヤマハは追いかける場面だったので、自陣からも攻めて、ワンプレーが長くて疲れました（笑）。短い時間に結果を出してやろうと思ったのですが、それができずに時間が来てしまった、そんな感じです。でも、ピッチに立つことができ、メディカルスタッフには本当に感謝しています。メディカルの方々がいなかったら、リハビリも耐えられなかったと思います。精神的にすごく助けてもらいました」

Q．改めて2009年度の振り返りを
三角「怪我が長引いたことは入団して、初めての経験でした。でも、試合に出られなかったからこそ、見えたものもありました。怪我した時に初めて、人の支えがあってこそ、と感じました。怪我している間は、ノンメンバーでまとまり、出場メンバーに"俺たちの分も頑張ってくれ！"とみんなで盛り上げました。やはり、誰かに応援されているんだと思う方とモチベーションが上がる。力を一つにしようと、ノンメンバーで協力しあったことが思い出されます」

Q．ファンへメッセージをお願いします
「昨シーズンもたくさんのご声援を有難うございました。応援されると選手はモチベーションが本当に上がります。応援してくださる方々全てに感謝しております。今年もセンターのポジションは激戦区ですが、頑張りますので応援のほど宜しくお願いします。」