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ラグビーヘッドライン

2021年5月14日(金) 【退団選手コメント vol.3 西内 勇ニ選手】

【退団選手コメント vol.3 西内 勇ニ選手】 

◎ヤマハ発動機ジュビロでの現役生活を振り返って

ファンの皆様、これまでたくさんのご声援ありがとうございました。
ヤマハでの現役生活を振り返ると、怪我に悩まされることが本当に多かった4年間でした。それでも、いつもチームメイトや職場の方、ファンの方、家族といった周囲の方に支えていただきながら、ここまで続けることができました。温かい言葉や励ましばかりではなく、時には厳しい言葉をもらうこともありましたが、それも自分を思ってくれてのことで、本当に支えになりました。
特に同じヤマハに所属する兄(西内勇人選手)の存在は大きかったです。怪我で気持ちが落ちている時に、いつも最初に気付いて、声をかけ続けてくれました。自分がヤマハに入団するきっかけを作ってくれたのも兄で、本当に感謝をしています。
支えてくれた全ての方々に、試合に出てもっと恩返しがしたかったというのが、今の気持ちです。
私は大学からプロップに転向しましたが、フロントローの強いヤマハに入ってプレーできたことを本当に誇りに思っています。ヤマハのスクラムへの情熱の注ぎ方は恐らく他では経験できなかったと思います。またヤマハは本当にファミリー感があり、繋がりが強いチームです。現役選手だけでなく、OBの方も含めた絆の深いチームの一員としてラグビーができて本当に幸せでした。


◎ヤマハ発動機ジュビロでのベストゲーム

トップリーグ2017シーズンのコカ・コーラ戦が一番の思い出です。
兄と一緒に出場した試合で、両親にも観てもらうことができ、親孝行できたかなと思っています。
満員のヤマハスタジアムで傾斜のある物凄く近い観客席からのファンの方の声援に本当に元気をもらいました。そしてあのスタジアムでは普段の何倍も強いスクラムが組めました。

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◎最後に

ヤマハ発動機ジュビロは、選手として自立させ、本当に成長をさせてくれた場所です。いろんなことを自分で考え、決断をし、前進できたこと、ここでの経験の全ては仕事やこれからの人生にも繋がっているので、活かしていきたいです。
チームメイトにはこれからも時には苦しいこともあると思うけど、ヤマハらしく団結して頑張ってほしいです。
ファンの皆様、4年間温かいご声援本当にありがとうございました。どんな時も皆様に応援していいただいて、励まされて、4年間ラグビーをやり切ることができました。
これからはヤマハ発動機の社員として仕事を精一杯頑張り、恩返しをしていきたいと思います。

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