4月13日（日）レポート

 4月13日(日)県営草薙球技場にて静岡県ラグビーフットボール大会第1戦が行われ、聖光学院中学と対戦しました。新チームになって初めて臨む公式試合に少し緊張気味の生徒達は試合前練習でも自分達のペースを掴めないままキックオフ。やはり緊張感から試合開始早々にミスを連発。聖光学院中の大きなFWを前にいつもより元気がありません。しかしそれでも前半5分にはCTB鳥居の好タックルから相手のミスを誘い、そのボールをSO宇津山が拾いライン際を独走。相手も捕まえようと必死で追いかけるもインゴールまで逃げ切りゴール中央にトライ。トライ後のゴールキックも成功。7対0とリードし優位に進めます。その後、聖光学院中も大きなFW、足の速いBKを中心にヤマハ陣地へ何度も攻込まれますが、ヤマハも必死でDFし前半をノートライに抑えます。前半15分には相手ボールを奪い返すとFW・BKがパスをうまく繋ぎ、大外で待っていたWTB山口までボールを繋ぎゴール左中間にトライ。ゴールキックは決まらなかったものの前半を12対0で折り返します。

試合前、緊張した面持ちの選手達

先制トライを決めたSO宇津山

体を張ってタックルするＣＴＢ正木(写真左)とこの日ＭＶＰの活躍をみせたPR鈴木(写真右)

この日2トライを奪ったWTB山口

　ハーフタイムにもう一度自分達がやってきた事、またヤマハの強みをチームで確認し後半に向いました。しかし、後半もなかなかリズムをつかめない様子、ヤマハは逆に果敢に攻撃を仕掛ける聖光学院のATにDFラインを崩され立続けに2トライ奪われ12対12の同点に追いつかれる展開。それでも後半15分にグラウンド中央、ヤマハボールのスクラムからサインプレーで抜け出したWTB山口が相手フルバックもかわしこの日2本目となるトライを決め、ゴールキックも成功し19対12と再びリードを奪います。後半18分には再度聖光学院にゴールキックは決まらなかったもののトライを奪われ、19対17と試合終盤に追いつかれる嫌な展開。直後のキックオフ、ヤマハは相手のノッコンに素早く反応しボールを奪うとFW・BKが一体となった攻撃で相手陣深くまで攻込みこの日LO(ロック)に入った池田がボールを持込みDF2人を引き付けFB（フルバック）加藤にパスを繋いでトライ。ゴールキックが成功した瞬間にノーサイドとなり試合終了。26対17で勝利を収めました。

試合終了間際、自身の突破からトライに結びつくアシストをしたLO池田

試合を決めるトライを決めたFB加藤

　この試合に勝利したものの自分達が目指すラグビー、練習してきた成果を発揮することが出来ず課題が多く出た試合となりました。これからの練習で課題を修正し次の試合に臨みたいと思います。応援して下さった皆様、有難う御座いました。

中学1年生は中学生になって初めての試合

ボールを持って前に出る気持ちをみせてくれました！

1年生はこれからの成長が楽しみですね！