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5月12日(日)レポート

静岡ブルーレヴズラグビースクールの過去レポートをご覧いただけます。

5月12日(日)静岡県中学生春季大会 第3戦 vs聖光学院

 5/12(日) 県営草薙球技場にて静岡県ラグビーフットボール中学生大会第3戦が行われ、聖光学院と対戦。この試合で勝利を収めれば春季大会全勝となり優勝をかけた大一番となりました。当日は静岡県ラグビーフェスティバルとして行われ、メイン試合の明治大学VS慶応大学戦の前座試合として行われました。

 天気も大変よく選手にとっては少し暑いぐらいの天候・気温になる中、少し緊張した面持ちの選手が試合前のウォーミングアップを行い、試合は午前11時30分にキックオフ。

 やはり全勝優勝を掛けた戦いとあって少し緊張したのか、動き・表情とも硬く、また非常に良いディフェンスを見せた聖光学院の前に、なかなか練習通りのプレーが出来ません。そんなヤマハの動きの悪さから聖光学院に先制トライを許しリードされる展開に。

 それでもヤマハはFW・BKが一体となった攻撃で敵陣ゴール前までボールを運び、最後はSO山本からインサイドへ走り込んだWTB正木へパス、パスを受けたWTB正木がディフェンスを巧みに交わして相手にタックルを受けながらもそのままインゴールへ飛込みトライを決めます。

ステップで巧みにDFをかわすWTB正木

 その後も聖光学院の思い切りの良いアタックを受けたヤマハが聖光学院へトライを許すなど一進一退の攻防が続きます。試合が動いたのは前半14分、ヤマハはこの日途中出場にもかかわらず、良い動きを見せたFB加藤がトライ、その直後には敵陣22メートル付近でパスを受けたWTB諏訪部がうまくステップで相手ディフェンスを2人、3人と交わしそのままインゴールへ飛込みトライを決めました。

相手の動きを良くみて攻めるFB加藤

この試合もトライを量産したWTB諏訪部

 聖光学院も前半修了間際にヤマハからトライを奪い、前半を17対21と聖光学院にリードされ、前半を折り返します。

 ハーフタイムにコーチ陣から雷(?)、いや、気合を注入されて後半が開始されました。

コーチ陣から厳しい言葉をかけられ気合が入ります。

 この気合注入が良い薬になったのか、後半はヤマハがボール持って前に出るシーンが増え、良いプレーが多く続き、立て続けにトライを量産していきます。

突破をはかるLO渡邊

この日も幾度となくラインブレイクをしたPR金子

SH鈴木(温)も果敢に攻めます

 それでも聖光学院がBKを中心としたアタックで何度もヤマハ防御の壁を切り裂き、ヤマハ陣ゴール前まで攻め込みます。さらに、体の大きな聖光学院FWが果敢に攻め込んできましたが、ヤマハのディフェンスが粘りを見せ、後半許したトライは1本のみでした。

大きな相手にも恐れずタックル!!

 聖光学院の激しい攻撃を耐え、終わってみれば6トライを奪い、59対28と大勝し、春季大会全勝で優勝を飾りました。

 この結果、静岡県内で行われた春季大会は3連覇となり、秋季大会を含めると6連覇を達成しました。 

 この試合では勝利したものの、試合で出た課題はとても多く、聖光学院から学ぶべきものや、見習わなければならいなものがたくさん出た試合となりました。

 これからもさらに強く、より上手くなるようスポーツを、ラグビーを楽しむ事、共に戦う仲間の大切さ・素晴らしさを忘れる事なくチーム全員で頑張っていきます。(文責:津高宏行)

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