7月14～16日レポート

JULY 14 Day1

2泊3日の菅平合宿。初めて合宿に参加する小学5年生にとっては、楽しみ半分、不安半分。

合宿では、中学の上級生が小学生の面倒を見るということを意識させた取り組みを行う様、部屋長・副部屋長を決め、役割を持たせました。また、チームビルディングの一環として、チームポイント制を導入し、練習のみならず、移動中・宿舎での生活態度向上・お互いの交流を深める・コミュニケーション促進を狙いました。

約6時間の移動を経て宿舎へ到着。

到着後、ひと息つく間もなく、グラウンドへ移動し、初日の練習を行いました。宿舎のエーデルホテルは、人工芝3面・天然芝1面を所有。非常に環境が整った中で充実した練習が行えました。

中学生の初日はフィットネス。翌日に試合を控えていることもあり、酸素の薄い環境に慣れるべく、息を上げました。小学生は通常練習に加え、中学1年生との練習試合を実施。つい4ヶ月前まで一緒に練習していた中学1年生の成長を感じつつも、果敢にチャレンジしました。

　

　

　

宿舎に戻ると、子供たちの元気はさらに増し、入浴・夕食と賑やかな時間を過ごしました。

夕食後のミーティングでは合宿日記を書きます。各々が合宿の個人目標を決め、この合宿でやるべきことを確認しました。

　

早朝からの移動・練習・食事・ミーティングとかなりスケジュールがハードであった為か、ミーティング後は子供たちは力尽きた様に就寝。昼間は賑やかなホテルも、夜は静まり返ります。 

JULY15 Day2

6時起床の後、全員で散歩&ストレッチ。体を起こします。

　

朝食はあまり沢山食べていないという子供たちも多く、ボリュームのある朝食に悪戦苦闘。しっかりと栄養を取るのも練習の一環です。 朝食後、練習グラウンドへ移動。この日は天然芝のグラウンドでの練習。

中学生は午後に試合を控えていることもあり、スキル練習中心に行いました。小学生もいつもとは違った環境の中、元気に練習に取り組みました。

　

午後は中学生は西東京RS(東京)及び大和RS(神奈川)との交流戦を実施。Aチームは西東京RS、大和RSに勝利。攻撃は勿論、2試合で失トライ1とDF面での頑張りが光った試合となりました。1年生を主体としたU13での試合は、相手のレベルにはまだまだ遠く、課題の多く残る試合となりました。試合からは、生徒は勿論、コーチ陣も学ぶべきものが多く、試合後、久保コーチもどうすれば、レベルアップ出来るか悩み、考えていました。

　　

　　　

　

小学生は午後はスキルトレーニングに加え、フィットネストレーニングを行いました。フィットネストレーニングは、楽しみながら行える様、萩原コーチを中心にメニューを考えました。帰り道は、約2kmの道のりをラン!!　でも生徒たち後に控えるBBQがあるからか、疲れるどころかさらに元気は増します。。。

2日目の夕食は、お楽しみのBBQ。

　

BBQでは、恒例の部屋対抗焼きそば作り。判定は大高コーチ。ここでの得点はチームの順位に大きく影響するせいか、部屋長を中心に工夫を凝らした焼きそば作りが展開されます。みんな大満足のBBQ。楽しい時間はあっという間に過ぎます。

2日目のミーティングでは、日記の発表と共に、チーム対抗の余興タイム。時間がない中で、部屋毎に話しあいみんなで協力して余興を行いました。ラグビーネタ、サッカーネタなど楽しいひと時が流れます。

　

明日は最終日、ダボスでのトレーニングです。

JULY16 Day3

朝食、少し疲れがあるのか会話も少ないです。朝食後、部屋に戻り荷物を纏め、バタバタと練習準備を行います。バスに乗り込み、ダボスへ出発。

　

ダボスではチーム対抗で楽しく練習を行います。キックパスリレー、タックルバック運びリレー、キックダッシュ、チーム対抗坂道リレーそして最後はチーム対抗綱引き。全てがしんどさの中に「楽しさ」があるトレーニング。合宿最後の練習は最後まで盛り上がりました。

　

　

練習後はダボスの塔に移動し全員で集合記念撮影。充実の笑顔で合宿最終日の練習を締めくくりました。

返り道、お楽しみのお土産タイム。家族へのお土産を買う生徒、アイスクリームを食べる生徒。それぞれが思い思いの時間を過ごし、菅平を後にしました。

<総括>今回の合宿について、参加コーチの協力があり大きな事故・問題なく終えられたこと、また天候にも恵まれ現地での練習・試合も非常に充実した内容となったことは、非常によかったと感じています。2泊3日という時間の中で子供たちは、共同生活を学び、自分勝手な行動を行うのではなく、チーム行動を学びます。上級生には役割と責任を与え、自覚を促します。

単なるラグビースキル向上を目指した合宿ではなく、子供たちの健全な成長を目的とした内容も多く取り入れる内容となっており、非常に価値のある合宿であると改めて感じました。今後も継続して、子供たちの成長の手助けができる様、活動を行っていきたいと考えます。　　以上