5月12日（土）レポート

5月12日（土）三重県四日市市の朝明高等学校にて開催されました、朝明ジュニアラグビーフェスタへ中学生が参加しました。

出発前、袴田主将から「強い相手にチャレンジしてきます」と保護者の皆さんへ決意表明。その後バスに乗り込み、出発しました。

四日市市までは約2時間半の道のり。バス車内ではラグビーの話、学校での話など普段はゆっくり話ができない相手とも、コミュニケーションをとりながら試合会場へ向かいました。

グラウンドへ到着すると、すぐに試合に向けての準備。バスの中では終始リラックスモードだった生徒達も、久保コーチの指導のもと、試合モードに…

第1試合は四日市Jr.ラグビースクールAとの対戦。強風の吹く中でキックオフを迎えました。

前半、開始早々ヤマハは竹内選手がスピードで相手DFを抜き去り先制トライを奪います。続く8分にもLO穴井選手がトライを奪いリードを広げます。四日市Jr.も負けじとトライを返しますが、FW戦で優位に立つヤマハは、ボールを大きく動かすラグビーで、16分竹内選手、18分穴井選手がトライを奪い前半を折り返します。

後半も開始早々に竹内選手がトライを奪いますが、その後はDFが甘くなったヤマハ。2本のトライを後半奪われます。ヤマハも2本のトライを返し、試合には勝利しましたが、DF面で課題の残る試合となりました。

第2試合は1,2年生を中心としたチームで試合に臨みました。相手は四日市Jr.B。

FB小池選手のトライで先制しますが、前半は取って取られてのシーソーゲーム。ヤマハは12分にLO山口選手がトライ、19分に小池選手がこの日2本目のトライを奪いますが、四日市Jr.にも2本のトライを奪われ前半を折り返します。

後半6分、相手にトライを奪われ、トライ数で追いつかれますが、17分に途中出場のPR金子選手が試合を決めるトライを奪いノーサイド。

四日市Jr.との対戦は2試合とも勝利で、午前中の試合を終えることが出来ました。 

午後の部は、大阪南地区のスクール選抜チームとの対戦。この日3試合目は、1,2年を中心に試合に出場。相手は2,3年生主体のチームということで、チャレンジの場となりました。

前後半合わせて7本のトライを奪われますが、ヤマハも価値ある2本のトライを奪い試合を終えました。1年生もSH前橋選手、CTB諏訪部選手など確実に成長が見られ、今後の成長が楽しみです。

そして迎えた4試合目。大阪南地区選抜のAチームとヤマハAチームとの対戦。

自分達の力試しとしては絶好の相手。ヤマハは強みであるFW戦で勝負を挑み、PR加藤選手、LO穴井選手を中心に攻撃を仕掛けますが、大きくて速い相手のFWを前に、思う様にゲインをさせてもらえません。BKもCTB袴田主将、FB竹内選手を基点とし、何度か相手ゴール前まで攻込みますが、ゴールラインを越えることはできません。

一方、大阪選抜は体格・スピード・スキルでヤマハを上回り、前後半あわせて10本のトライ奪います。

ヤマハは最後までチャレンジを続けましたが、最後は力尽き、完封負けを喫しました。しかし敗れはしたものの、生徒たちはこの敗戦から多くのことを学んだと思います。試合後はみんなで何が悪かったのかを話しあい、自分達の課題を認識しました。

この後もう1試合を行い、この日計5試合を戦い抜き、三重遠征を終えました。 疲れもありましたが、疲れ以上に充実感が中学生からは感じられました。

さあ、来週末はいよいよ、春季中学生大会2戦目。自分達の壁を越える為に、この日の経験を活かして試合に臨みます！

応援に駆けつけて頂いた保護者の皆様、ありがとうございました。