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9月19日(日)レポート

静岡ブルーレヴズラグビースクールの過去レポートをご覧いただけます。

静岡県ジュニアユースラグビー大会・第1戦

 <心の成長が見られた第1戦>

 9月19日(日)、第6回静岡県ジュニアユースラグビーフットボール大会が開幕。春季大会では3位のヤマハ発動機ラグビースクールは、今大会での飛躍を目指し、合宿・練習と取組んできた。初戦の相手静岡・聖光学院中学部。春季大会で24-42の敗戦を喫し、ヤマハラグビースクール対戦史上、一度も勝利したことがない相手にチャレンジャー精神で静岡県ラグビーの聖地・草薙に乗り込んだ。

 まだ蒸し暑さが残る県営草薙球技場にて12:00キックオフでスタート。キックオフのボールをキャッチしたバイスキャプテンHO伊藤選手が相手選手を突破、相手選手を引き摺りながら豪快な突進を見せた。このファーストプレーでチーム全体が勢いに乗る。その後、相手ペナルティーからすぐに仕掛け、最初のトライを奪うと、FW・BK一体となった攻撃で前半に4トライを決め、28-0と大きくリードする。

 後半もラックを連取し、ボールを保持して攻撃の時間を長く持つ。ディフェンスでも相手にプレッシャーを掛け続け、ターンオーバー(相手ボールを奪うこと)と相手ミスからトライを重ねた。終わってみれば65-0の完封ゲームで静岡・聖光学院中学部から初勝利をもぎ取り、秋季大会に弾みをつけた試合となった。

 【山岸スクールマスター評】

 3年生の今大会に掛ける強い気持ちとプレーがチームを鼓舞した。大きくゲインライン突破、ゴールキックも好調だったキャプテンのCTB伊藤選手。再三、相手選手を弾き飛ばし、FW陣をまとめたHO伊藤選手。声を切らせずFWをコントロールし、テンポ良いボールをBKに供給したSH平田選手。持ち前のスピードで相手を置き去りにし、確実にトライを決めたWTB鈴木選手。もちろん3年生以外の選手も試合開始から気迫あるプレーと集中力を維持し、チーム一丸となって戦い抜いた結果であることは間違いない。チームとしての成長を感じた試合であった。

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