2012-2013年度トップリーグ 第6節

パナソニックの勢いを止められず、痛い連敗に

　今季初の秩父宮ラグビー場での公式戦はパナソニック（以下、パナ）との一戦。先制したのはパナ、前半10分にソニービル・ウィリアムス選手の技ありパスから山田選手がトライを奪うと、直後に霜村選手がトライ、さらに15分にも山田選手がトライと一気に0-19に。

　ワンサイドゲームになりそうな展開をサウ選手がステップで一気に打開する。相手陣ゴール前までボールを運び、最後はサポートしたトーマス選手がポスト真下にトライ。7-19とする。１PGを追加され、7-22になるが、26分に五郎丸選手がPGを決め10-22と追撃。さらにパナ選手が1名イエローカードにより一時退場し、ヤマハに流れが来る。しかし、スクラムトライが認められず、「アンラッキーな場面」（清宮監督）もあり、なかなか追加点を奪えない。ようやく38分に連続攻撃から宮澤選手が右隅に飛び込みトライ、15-22と7点差で前半を折り返す。

　後半、パナ陣に攻め込み、連続攻撃を続ける時間が続く。しかし、ミスから9分にトライを許し、15-27と再びリードを広げられる。21分、五郎丸選手がPGを決め18-27とするが、攻めてはボールを奪い返される場面が目立つようになり、30分に1PGを追加され、31分にはパナの山田選手にハットトリックとなるトライを許し、18-35でノーサイド。ポイントが奪えない痛い連敗となった。

※画像はトライを決めたトーマス選手