2012夏季練習試合 第7戦

　8月24日（金）午後6時キックオフにてホンダヒートとの練習試合が磐田市の大久保グラウンドにて行われた。この試合がトップリーグ開幕までの最後の試合とあり、出場する選手たちにとっては開幕戦22名入りするためのラストチャンスゆえ、ウォーミングアップから気迫溢れる熱い雰囲気が大久保グラウンドを覆う。

　前半開始から攻めてはホンダにボールを奪い返される（ターンオーバーという）シーンが多くみられ、ピンチを招く場面があったがバックス選手たちのカバーディフェンスでトライを阻止。18分にようやく相手陣に入り、ＰＧを遠藤選手が決めて3-0と先制する。その後も矢富選手がチャンスを作り、岸選手や山路選手らの突破などで相手陣での時間帯が長くなり、前半終了間際に遠藤選手がトライ。ゴールも決まり10-0とリードする。さらにその直後にもＦＷの突進から一気にホンダゴール前に迫り、ＰＧをもらうと、遠藤選手が鮮やかに決めて13-0で前半を終える。

　後半は開始3分にホンダにトライを許し、ゴールも決められて13-7に。しかし、その後も笠原主将を中心にＦＷがモール、ラックでボールを獲得し、遠藤選手のこの日3つ目のＰＧを決めて16-7と追加点を奪う。さらにラインアウトからのモールを押し込み、境川選手がトライ。越村選手のゴールも決まり23-7と勝負を決めた。終了間際にホンダに意地の1トライを許すも、23-14で勝利。北海道合宿から戻り、連敗が続いていたＢチームだったが最終戦でしっかりと結果を出し、9月1日の開幕戦メンバー入りをコーチ陣にアピールした格好となった。 

※画像はスクラムのシーン。