2011-2012年度トップリーグ 第4節

　悪天候となった第4節は昨年の日本選手権覇者、サントリーサンゴリアスとの対戦。ヤマハのキックオフで開始し、いきなりＦＢ五郎丸選手がキャッチするトリッキーな幕開けとなった。ボールを保持するも、簡単なパスミスから、サントリーのピシ選手にインターセプトによるトライを許し、0-10とリードを広げられる。前半32分、五郎丸選手がＰＧを成功させ、3-10とし、その直後のキックオフから一旦はサントリー側のボールとなった展開を矢富選手が奪い返し、徐選手へラストパス。徐選手がタッチライン際40ｍを駆け抜けてトライ。五郎丸選手のゴールも成功し、10-10と追いついてハーフタイム。

　後半も先制したのはサントリー。ニコラス選手のＰＧにより、10-13に。五郎丸選手も向かい風の難しいゴールを成功させて13-13と食らいつく。その後、ニコラス選手に2本のＰＧを決められ、13-19にリードを広げられる。ヤマハにとって不運だったのはトゥイアリイ選手が痛恨のイエローカードとなり、その間にサントリーに1トライ許したこと。昨年のサントリー戦では0-72のゲームをしたとは思えない成長を見せたジュビロだったが、13-26と日本選手権覇者を追い詰めるまでには至らなかった。

写真は、果敢に攻める笠原選手。