2011夏季練習試合 第1戦

　7月2日の東芝戦以来、47日ぶりの実戦となった夏季練習試合は、昨シーズンのトップリーグ覇者、パナソニック・ワイルドナイツとの対戦に。試合会場となった網走トレーニング・フィールド・ラグビー場は気温19℃、やわらかい緑の天然芝生という最高のコンディションの中で8月18日の午後に行われた。

　立ち上がりは攻められるも、フォラウ選手の突進などでジリジリと敵陣に入り、前半10分にサウ選手が相手ディフェンスを切り裂いて先制トライ。続く16分にはスクラムを押し込み、トゥイアリイ選手がサイドを突破し、最後はマレ選手がフィニッシュ。前半終了間際には早い仕掛けから矢富選手が快走してトライ、五郎丸選手が3つのゴールを全て成功させ、21-0とリードを奪う。

　後半は一瞬の隙をつかれ、パナソニックの北川選手にトライを許すと、続けて日本代表候補の田邊選手にも技ありのトライを許し、21-12と追い上げられる苦しい展開に。しかし、後半32分、相手ボールを奪うと、自陣から大田尾選手が相手ディフェンスの裏にグラバーキックでボールを転がし、豊富な運動量を見せ続けていたフォラウ選手がしっかりとサポート。最後はサウ選手の手に渡り、90ｍにおよぶ逆襲トライが成功し、五郎丸選手のゴールも決まり、28-12で夏季練習試合初戦を白星で飾った。

※画像は網走市教育委員会提供