2007-2008年度 トップリーグ 第2節

トップリーグ第2節、ヤマハジュビロは名古屋市瑞穂公園ラグビー場で、昨季7位のNECグリーンロケッツと対戦。
お隣愛知県での開催とあってこの日も沢山のファンが駆けつけ、日向では汗ばむほどの陽気の中、熱い試合が繰り広げられた。

開幕戦黒星で連敗の出来ないNECは、立ち上がりから集中した試合運びでヤマハジュビロを圧倒する。開始早々2分にいきなりヤコ・ファンデルヴェストハイゼン選手にトライを奪われると、10分にも反撃で前がかりとなったヤマハジュビロのパスをインターセプト、そのまま独走トライを許した。22分には大西選手がトライをあげるものの、結局その後も2PGを決められ、5-23で前半を終了。
後半粘りを見せるヤマハジュビロは15分、デーリック・トーマス選手の速く強い突破からトライを奪う。その後のヤマハ陣内でNECが張り付くような時間帯も耐え、NEC陣内で猛攻をしかける。終了間際には大西選手のトライ＆PGで19-23まで追い上げるが、この直後にノーサイドの笛。反撃もあと一歩及ばなかった。

前半立ち上がりに強い執念で激しいプレッシャーを見せたNECに対し、試合の入りが受け身となってしまったヤマハジュビロ。しかし後半諦めることなく気持ちを出したヤマハジュビロが怒涛の追撃をし、最後には4点差まで追い詰め、ボーナス勝ち点1を獲得。次節への課題と、次へ繋がる勢いを見せた。