関西社会人ラグビーAリーグ戦 第1戦

初戦、鐘淵化学に83-5の大差で圧勝!!

　9月14日（土）待ちに待った関西社会人Aリーグの開幕戦が瑞穂ラグビー場にて行われた。まずは関西での頂点を目指すヤマハの初戦、対戦相手は鐘淵化学。心配された天気も回復し地元磐田からバスにて駆けつけた応援団の見守る中グラウンドに現われたフィフティーンは昨年からのセカンドジャージをマイナーチェンジ､胸に大きくYAMAHAの文字の入った新ジャージに身を包み、大きな期待と少しの緊張の中17:00のキックオフを迎えた。 　　　　　
　 開始5分先制したのはヤマハ。敵陣22m中央でのスクラムからSH村田が右へ展開、WTB西村へとボールが渡り右隅にトライ。SO堀川のゴールも決まり7-0とした。そしてこのトライを皮切りにヤマハの怒涛の攻撃が始まった。8分にはハーフライン付近でボールをもらったCTBマットソンが相手ディフェンスを引きずりながら突進、SO堀川につないで左中間にトライ。続いて12分には敵陣ゴール前のラックから左へ出たボールを再びWTB西村が持ち込んだ。17分にもハーフラインでFWがポイントを作りBKへ展開、最後はCTBマットソンが中央にトライを決め26-0とした。完全に流れを掴んだヤマハはFWとBKが一体となった継続ラグビーをし、その後CTB今利、FL木曽の2トライの計3トライを追加し前半を43-0で終えた。
　後半に入っても勢いは止まらず、開始2分にはハーフラインでのラックから素早くワイドな攻撃で新人NO.8ドビベラタが、また7分にはBKが細かくパスを繋ぎFB山崎がトライを決めた。18分にも得点を追加したヤマハは攻撃だけでなく、鉄壁のディフェンスで鐘化の攻撃を止め続けた。20分過ぎからはリザーブのメンバーを導入SH田井中、SO村田というバリーエションのあるポジションでの攻撃を見せた。32分に自陣でのラックから展開されたボールで1トライこそ許したものの、すぐさま途中出場のCTB清野のトライで反撃に出、さらに2トライを追加、前後半でトータル13トライをあげたヤマハは開幕戦83-5で快勝、Vへ向けての好発進となった。