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ラグビーヘッドライン

2021年5月 7日(金) 【大戸キャプテンよりコメント】

【大戸キャプテンよりコメント】 

ヤマハ発動機ジュビロのファンの皆様、
今シーズン温かいご声援本当にありがとうございました。
また、コロナ禍、試合開催にあたりご尽力いただいた
関係者の皆様に感謝いたします。

今、改めてシーズンを振り返り、
一言でいうと不完全燃焼だったという思いがあります。
コロナの影響で開幕が延期になりましたが、とても長いプレシーズンの中、
いい準備をして自信をもって臨んだので、自分達の思うような結果が出せず、
悔しかったです。
ヤマハ発動機ジュビロとして臨む最後のシーズンということや、
シーズン前に五郎丸さんが引退を表明していたこともあり、
優勝という結果で良い形で送り出したかったですし、
また次の新リーグに繋がるシーズンにしたかったのですが、
達成できなかったことは、自分たちの伸びしろだと思っています。

ただ、思うような結果が出なかった中でも、
いろんな発見や成長がありました。
これまでのヤマハの圧倒的な強みであったスクラムに関しては、
誰が出場してもヤマハのスクラムが組めるようになりました。
いろんなチームが対策をしてきていますが、
現状に満足せず対戦相手だけでなく、
さらに今の自分たちを越えていきたいと思っています。
また、試合終盤、60分過ぎてから最後まで走り切って
スコアができたことも手応えを感じました。
その他にもアンストラクチャーな状況での戦い方など、
新しい挑戦をしながら、見えてきた課題はポジティブに捉えています。

そして何よりもシーズンを通して、
Bチームのメンバーが本当に強くいてくれました。
コロナ禍、あまりトレーニングマッチも組めない中、
実施した試合では結果を出し、毎日の練習の質も熱量もあげ、
常にチーム全員でMAXIMIZEする状況をつくってくれたことは、
本当に大きな力になりました。

キャプテンとして、
まだまだリーダーシップが足りないと感じることもありましたが、
苦しい状況の中、支えてくれた家族とBチームのメンバーはじめ
チームメイト、監督、コーチ、スタッフ、それからファンの皆様には
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今シーズン学んだこと、成長できたことには自信を持って、
それからヤマハがこれまで積み上げてきたものはぶらさず
新しいリーグに向けて、さらに磨いていきたいと思います。

コロナの影響でファンの皆様と思うように交流ができないシーズンでしたが、
どんな時も温かいご声援、本当にありがとうございました。

もっともっと強くなって新リーグに戻ってきますので、
どうか楽しみにしていてください。
これからも応援よろしくお願いいたします。

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