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ラグビーヘッドライン

2019年12月13日(金) 宮崎県延岡合宿レポート(12/12)

ヤマハ岡本選手と旭化成の王子谷選手 

 12月12日(木)の宮崎県延岡市での合宿レポートです。(トップ画面はヤマハの岡本選手と旭化成の王子谷選手)

 合宿も5日目となり、肉体的にも精神的にも厳しい状況の中、午後の練習に姿を現したのは延岡市に拠点を構える旭化成柔道部の選手たち。全日本優勝クラスの精鋭が揃う日本柔道界の名門クラブとして知られ、筋肉質の肉体が過酷なトレーニングを積んでいることを物語っていました。

 チーム練習を終え、最後のフィットネスのメニューに旭化成柔道部の選手たちが合流しました。中野コーチが全体をコントロールし、ラグビー選手と柔道選手による合同のトレーニングが開始。バランスボールを使った相撲や、重たいメディシンボールを使ったパスなど、体幹を鍛えるメニューを次々と行いました。

 練習の最後、疲労がたまる時間帯に、最も負荷のかかるトレーニングを行いましたが、ヤマハ選手は「ラグビーのフィールドで柔道選手に負けるわけにはいかない」と奮起すれば、旭化成柔道部の選手たちは「地元のファンの手前で負けるわけにはいかない」とプライドを見せ、お互いの能力を高め合う貴重な時間となりました。最後はヤマハ選手と旭化成選手が肩を組んで円陣を作り、山本副将の掛け声で合同セッションを締めると、会場に駆けつけた約150名の見学者から大きな拍手が沸き起こりました。

 練習を終え、指導した中野コーチは「さすが日本のトップ選手たちが集まる旭化成柔道部。身体能力の高さに、適応力も素晴らしい」と称賛。今春に入団した新人の舟橋選手は「大学の同期が旭化成柔道部の川田選手。お互い社会人となってトレーニングの場で再会でき、本当に嬉しく思いました。トレーニングはきついメニューでしたが、負けたくないと、いつもよりも力が入りました」と川田選手と共に笑顔を見せていました。

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IMG_9926s.jpg「明治大学卒の舟橋選手(左)と川田選手(右)」

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