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Vol.1:笠原 雄太選手

矢富勇毅選手が、磐田市で活躍する様々な方々をお迎えしてお話をするコーナーです。

矢富笑店 Vol.1:笠原 雄太選手

人気コーナー「Tell Me Tommy」を引き継いだ矢富選手が、毎回磐田市で活躍するゲストをお迎えし、ラグビーの話から現代世相まで幅広くトークする「矢富笑店」がいよいよ開店!初めてのお客様には同期の笠原選手を迎え、半ば緊張気味だった矢富選手もリラックスした対談となりました。

笠原 雄太 かさはら ゆうた

1984年北海道函館出身。高校時代は15名にも満たないラグビー部に所属しながらも、仲間や恩師と共に練習に励み、関東大学ラグビーの強豪校、流通経済大に進学する。
大学時代は寮長を務めるなどプレー以外にもリーダーシップを発揮。
2007年度にヤマハ発動機ジュビロの門を叩き、2008年度に公式戦出場を果たす。注目の大型ロック。趣味は釣りと自転車。

お国自慢対決[自慢対決 春夏編]

矢富 ● ユウタは同期。こうやって二人だけで話すことは滅多にないから、変な感じやな。

笠原 ● そういえば、そうだよね。

矢富 ● 早速、お題があって、『お国自慢対決』!ボクの京都とユウタの北海道の自慢から入れ、と台本にあるので、そこからやりますか。まずは、京都といえば春は桜ですかね?円山公園はメッチャ奇麗やで。北海道って桜は咲く?

笠原 ● ゴールデンウィークに咲く。北海道でも北の方はもっと遅い。

矢富 ● えーっ!ゴールデンウィークに桜!そしたら花見はいつすんのや?

笠原 ● 大学で関東に来て、3月や4月の上旬に花見をするのを見てビックリした。北海道では5月でないと。3月や4月はまだ雪が積もっているところばかり(笑)

矢富 ● いきなり、持っていかれたわ。そんなら、夏の自慢にしましょう。夏…京都にいた時の夏って、ラグビーの練習ばっかりやったから、いい思い出なんてない(笑)暑い、はよ練習終れ、それが京都の夏の印象(笑)夏は北海道が最高ちゃう?

笠原 ● 観光客は一番多いかな。でも、夏は涼しいけれど、海にも入る。冷たいけれど。

矢富 ● それは冷たいやろ(笑)笠原は函館やんな。函館の夏って、どんな感じ?

笠原 ● 8月1日の函館港祭りが有名。新婚旅行にお薦め。函館って夜景が有名だけど、花火と夜景が一度に楽しめるのが港祭り。実家の裏が、地元の人しか知らない“裏夜景”が見られる場所。今度来たら、案内するよ。

矢富 ● 案内するって、自分の家の裏やろ!しかし、ええなぁ、裏夜景。響きがエロい(笑)

vol.1笠原選手編

[自慢対決 秋冬編]

矢富 ● では、春夏と来たので、秋。北海道の秋、なんか何でも美味しく食べられそうなイメージがある。

笠原 ● 秋はジャガイモが美味しい。茹でたジャガイモにバターと醤油。それと、これは函館だけかもしれないけれど、函館の家庭料理ではジャガイモに塩辛を乗せて食べる。これが最高!塩辛は常にテーブルの上に年中あるのが当たり前。それから松前漬けも。

矢富 ● アカン、完全に北海道が有利や!

笠原 ● でも、俺からすれば、京都には憧れがあるよ。大学の時に、平等院や清水寺、嵐山にも行ったけれど、お寺から感じる歴史の重さというのか、感動した。

矢富 ● 秋は京都も観光シーズン。せやけど、正直、京都におった時、寺なんて、通学途中の風景でしかなかったし、いつでも行けるわで、ちっとも興味なかった。ところが、社会人になって、やたらと周りから“矢富さん、京都ですか、京都と行ったら○○寺は立派ですね”とか言われる機会が多くなって、これは一通り知っておかないとアカン、と思い、妻と時間があればお寺訪問をするようになった。

笠原 ● どこがお勧め?

矢富 ● 鈴虫寺は行ったほうがいい。住職さんが面白い方。とにかく不思議なお寺で、一年中、鈴虫が鳴いている。だから鈴虫寺って言うそうで、なんで一年中鳴いているのかは…行ってみてのお楽しみ(笑)それから、鈴虫寺に行くと願いが叶うで。お守りも忘れずに。さぁ、ラストは冬。冬も北海道が有利やなぁ。ドラマの『北の国から』の世界!一つ聞きたいことがあるねん。北海道の人って100人が100人、スキーができる?

笠原 ● 冬の体育の授業が小学校からスキーだからね。

矢富 ● 体育の授業でスキー?京都の人にとってスキーは特別に行ってやるもの。スキー教室に行って体験するとか、大学生になって北海道に行ってやるとか。うわぁ、全然ちゃうねんなぁ…。それに、冬も食べ物が美味いイメージがある。

笠原 ● お店もいいけれど、実は漁港近くの卸店で買ってきたものを家で調理して食べるのが一番美味いんだよね。カニはやっぱり、専門のところで買ってきて、家で食べるのが一番。

矢富 ● それわかる!小樽に縁があって、大学生の時から小樽のある高校にラグビーを教えに行っているんやけど、練習が終ると、その保護者会の人たちが自宅に招いて食事会を開いてくれる。カニをはじめ、イクラやウニなど、食べ放題状態にしてくれる。なんか家で食べる美味しさってあるなぁ。

vol.1笠原選手編

[笠原選手と釣り]

矢富 ● 俺、人生で2回くらいしか釣りをしたことがない。釣りというと、俺にはマニアの世界という感じがすんねんな。どうしたら釣りに興味が持てるようになる?

笠原 ● やっぱり、秋の海で鮭釣りを体験してみることかな?産卵のために今から川に上ろうとする前の。釣れたら嬉しいし、それを食べるとより美味しく感じられる。

矢富 ● それはわかるけれど、今の話を聞いても、ちっとも燃えない(笑)

笠原 ● 鮭は真水になると死んでしまう。その死をわかっていながら、鮭が産卵のために必死に川を上っていく。凄い勢いで川の上をジャンプする姿も見ごたえ十分。激しく上るので鮭の皮がボロボロになっていく。そして上流に上りきって産卵を終えると力尽きて一生を終える。その川に上る直前の海水にウジャウジャいる鮭が本当に美味くて、活き活きしている。

矢富 ● 真水で死んでしまうんや。なんか感動的な話だし、見てみたいわ。釣ろうと思わへんけれど(笑)。

[地球環境を考える]

矢富 ● 俺はイメージと違って自然を愛する男。環境破壊について、北海道にいると感じる?

笠原 ● 地元に帰るたびに川がきれいになっているのを感じるね。人口が減っていく一方みたいなので、その分、自然が戻っていっているような...。

矢富 ● それ、凄い話やな。目に見えて自然環境が戻っているって。自分もゴミをださないような生活や、磐田市の厳しいゴミ分別をしっかりとやっているけれど、目に見えて磐田市がきれいになっているとは感じられない。ところでエコ活動は何かしている?

笠原 ● エコといえば...自転車!!(急に顔に輝く)

矢富 ● うわぁー、触れてもうた、自転車トーク!自転車芸人ならぬ自転車ラガー(笑)。

笠原 ● いや、自転車いいよ。通勤や練習の移動は全て自転車。ヤマハ発動機ジュビロ自転車部のリーダー北川さん(北川喬之選手。2008年度まで所属。)が退団してしまったので、今は一人きりですが、今年の新人選手を勧誘したい(笑)。自転車を利用するようになると、自動車のガソリンの減り方が全然違うから。是非、自転車の利用を薦めるよ。本当にガススタに行くのは月に1回あるかないかくらい。

矢富 ● なるほどね。しかし、ユウタは自転車の話になると、急に長く話しだす(笑)。

[やっぱりラグビートーク]

矢富 ● ユウタにとって、昨シーズンはどんなシーズンやった?

笠原 ● 去年は俺にとって試合に出ることができて、成長を感じることができたシーズン。ラグビーの話でいいんだよね?

矢富 ● 釣りちゃう!ラグビーや!俺たちがラグビーの話をしないで何話すねん(笑)。

笠原 ● そうだよね(笑)。ディフェンスに迷いがなくなったところが一番、変わった点かな?

矢富 ● きっかけは?

笠原 ● 全体練習が終ったあとに、タックルの練習をした。

矢富 ● どうやって?

笠原 ● 今までは練習は練習、実際の試合は別物という考えがあった。試合と練習を結びつけていなかった。どうしても結びつけて考えられなくて。そこを変えた。

矢富 ● 自分に足りないところを自分で見つけて全体練習後にやっていたのは凄いよな。なかなか自分の弱点って自分で気がつかないし、苦手なことは避けたい。課題はある?

笠原 ● やっぱり、まだチームやコーチからの信頼が得られていないと思っている。もっと信頼してもらえるように、スクラムやラインアウトで頑張りたい。

矢富 ● ユウタはデカイんやから、もっと体を活かして、もっと激しいプレーをしてほしい。アグレッシブさが売りやで。ユウタの良いところは天然というのか、なんやこいつは!という激しさ。本気でプレーしている時はマジで不気味やもん(笑)。

笠原 ● 今年は...いや今年もアタックもディフェンスも激しく行きます!観ている人から「アイツ、頑張ってんなー」と思われるように。

矢富 ● でも、ユウタや八木下(八木下恵介選手。矢富選手と同期)がFWにいると、やりやすい。コミュニケーションが取りやすい。

笠原 ● 俺らも、ユウキが指示してくれると助かる。それに同期から言われると、なんか燃える(笑)。

矢富 ● なんやろなぁ、同期から「もっと押せ」とか言われると、励ましに聞こえる。

笠原 ● それ、それ!

[もっと仲良くなろう]

矢富 ● そういえば、二人でメシいったことないよな。

笠原 ● そうだね。

矢富 ● 行くとしたら、どこいく?

笠原 ● 定食でいいよ。

矢富 ● なんや、定食かい!喰っておわりやないか!やっぱり、仲良くなるためには焼肉やろ?

笠原 ● 焼肉といえば、函館にいた時は焼肉といえばイコール、ジンギスカン。大学に入って、焼肉屋に入ったら、肉がジンギスカンじゃなくてビックリした。

矢富 ● そうか、それなら、ジンギスカンを同期でやろか?

笠原 ● いいね。実家に頼んだらすぐにジンギスカンを送ってくれるので、やろう。

矢富 ● 開催する時期がきまったら読者で参加したい方、ペア1組の参加を募集したいと思います!交通費は自己負担してもらって、笠原や俺らで磐田市でジンギスカンを突く企画、どや?矢富笑店は読者参加型ウェブサイト(笑)
それでは第1回矢富笑店、お時間が来ましたので閉店のお時間とさせていただきます。有難うござました。

vol.1笠原選手編

※編集部注:ジンギスカン企画、その場の雰囲気での企画ですので、本気にしないでください。


矢富選手と笠原選手の直筆サイン入りクリアファイルを抽選で5名様にプレゼント!

サインを入れる2人

第1回を記念して、矢富選手と笠原選手の直筆サイン入りクリアファイルを抽選で5名様にプレゼントいたします。応募方法は下記のとおりです。基本事項をご記入の上、『矢富笑店』の感想や矢富選手へのリクエストなど添えて、どしどしご応募ください。お待ちしております。

(個人情報について:ご応募時に記入された個人情報につきましては当プレゼント企画以外での使用はいたしません)

プレゼント応募要項

  • 締め切り:5月11日(月)正午まで。
  • 当選発表:当選は発送をもって発表とさせていただきます。
  • 応募方法:メール、ハガキ、FAXにてご応募ください。
    (郵便番号、住所、氏名、電話番号を必ずご記入ください。)
  • メールの方:s-promotions@yamaha-motor.co.jp
  • ハガキの方:〒438-8501 静岡県磐田市新貝2500
      ヤマハ発動機株式会社 総務部ラグビー部『矢富笑店プレゼント係』まで
  • FAXの方:上記あて先 0538-37-4358

【おまけ】対談後の2人のインタビューを動画でご覧になれます。

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