2021年5月13日（木） 【退団選手コメント vol.1 パディ・バトラー選手】

 

◎ヤマハ発動機ジュビロでの現役生活を振り返って

私は2019シーズンのフランスツアーでヤマハにトライアルとして試合に出場したことがきっかけで入団をしました。
それまでトップリーグは北半球でも有名でしたが、特にワールドカップ以降、たくさんの海外の選手たちが日本でプレーをすることになり、我々にとっては新しい経験ができる場所として、またおもてなしの素晴らしい国として日本には大変興味がありました。実際に来日をして、日本の文化を勉強したり、旅行をしたり、日本での生活は刺激的でした。
ヤマハはしっかりした自分たちのスタイルをもっていて、それを強みとして戦うとても素晴らしい文化があるチームで、その一員として戦えることはとても幸せでした。
またこれまで、2か月ほどのプレシーズンでシーズンを迎えるという経験をしたことがなかったので、プレシーズンの長さとハードさに最初はとても驚きましたが、皆とハードなトレーニングをし、チームのことをたくさん学び、どんなに疲れていてもまた笑顔で次の日を迎える日々は充実していました。

◎ヤマハ発動機ジュビロでのベストゲーム

ヤマハにきて初めての試合となったトップリーグ2019シーズンの三菱との試合が最も思い出に残っています。
長谷川コーチにヤマハのスクラムの細部にわたる指導を受けて臨んだ試合で、自分もしっかりヤマハのスクラムが組めたと思います。

◎最後に

ヤマハにはコミュニケーションをよくとって、支えあうチームビルディングが根付いています。そしてどんな時も皆とてもエネルギッシュなチームです。それらは私のこれからの人生の中でとても活きると思います。
ヤマハ発動機ジュビロのファンの皆様、今シーズンの応援ありがとうございました。チームが苦しい状況の時も、コロナの状況下でも温かい声援を送り続けてくださり、本当に支えになりました。どうか新リーグになっても、引き続き温かいご声援をよろしくお願いいたします。