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ラグビーヘッドライン

2020年7月28日(火) 2020-2021シーズンの初練習を実施

2020年7月28日の練習風景 

 7月28日(火)に2020-2021シーズンの初練習を磐田市のヤマハ発動機大久保グラウンドにて行いました。

 現在登録している48名中、海外に帰国中の選手を除く43名が参加し、久々の芝生の感覚を味わいながら、トレーニング初日を迎えることができました。

 通常であれば練習開始の儀式ともいえる円陣ですが、現在の新型コロナウイルスの影響によりソーシャルディスタンスを取り、肩を組まずに円形になって並びました。今季もキャプテンを務める大戸選手の掛け声から新年度のグラウンドトレーニングがキックオフ。通常であれば見学可能のヤマハラグビーですが、静岡県西部エリアでの感染拡大防止の観点から、この日は静岡県内の報道陣のみの公開となりました。

 まずはボールを使った基本スキルで体を慣らすと、4つのチームに分けて、タッチでのボールゲームを行い、選手同士のコミュニケーションを久々に深めました。最後は走り込みと体幹トレーニングをじっくりと行い、約1時間半におよぶ初日練習を無事に終えました。

 練習を終えて大戸キャプテンは「悔しい終わり方だった2019年度シーズンでしたが、今日の練習で気持ちが吹っ切れ、前を向くことができました。約4か月ぶりにみんなと会いましたが、思っていた以上にフィットネスのレベルが維持できていると思いました。これからは、チームで行えるラグビーならではのトレーニングが行えると思いますので、キツイ練習になると思いますがとても楽しみです。新しく来た大久保ヘッドコーチは僕個人はサンウルブズやジャパンA代表で一緒でしたので、とても親しみやすく、相談もしやすいので、一緒に良いチームを作っていけたらと思います。」と笑顔でコメントしました。

 大久保ヘッドコーチは初日の練習を終え、「サンウルブズの大会中断から久々のグラウンドでしたので、とても新鮮で、こうしてグラウンドに戻れたことを嬉しく思います。ヤマハはこれまでは対戦相手として、チーム全体で強みを共有している手強いチームという印象を持っていました。ヤマハが持つ文化の土台に、チャンピオンを目指すチームになれるよう、何か一つでも積み上げることができればと思います。」と抱負を語りました。

 今季もゼネラルマネージャーを兼任する堀川監督は「まず、人同士が交流してはいけないという経験したことがない状況の中、ようやく全体練習が行えたことを素直に嬉しく思います。また、約4か月間もの長い時間を、選手たちは個人でよく鍛え上げてきたと感心しました。今シーズンは『革新と情熱』をキーワードに、新しいことに積極的にチャレンジしていきます。昨年は個人のレベルアップに主眼を置きましたが、今季は個から組織へのレベルに引き上げ、応援して下さる方々にとって、記憶に残るナンバー1のチームになりたいと考えています。」と意気込みを見せました。

 また、4月に入団した杉原選手は「入団しても、ラグビーが無いと同じ寮に住んでいても、先輩たちとのコミュニケーションが取れないことを痛感した4か月でした。今日、やっとチームの一員になれた感じがします。ヤマハは選手を育てるチーム。先輩選手たちから一つ一つ学び、レギュラーを狙えるように頑張っていきたいと思います。」と爽やかな表情をみせていました。

 練習見学の再開が見えない状況が続きますがウェブサイトやツイッターなどを通じて、今後も選手たちの様子をお伝えしていきます。今シーズンもヤマハ選手への応援を何卒よろしくお願いいたします。
IMG_0358s.jpg今季はバイスキャプテンのヘル選手

IMG_0364s.jpg大久保ヘッドコーチ

IMG_0372s.jpg五郎丸選手らによるボールゲームの様子
IMG_0360s.jpgみんな元気です!

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