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ラグビーヘッドライン

2020年4月13日(月) 堀川監督、大戸主将の今季総括コメント

2020年4月の堀川監督 

 堀川隆延監督と大戸裕矢主将による今シーズンの総括コメントをお伝えします。

<堀川監督>
「今シーズンはワールドカップ日本大会のおかげで、かつてないほどのラグビーの盛り上がりが全国的に見られました。ヤマハスタジアムでの開幕戦は満員の中、トヨタ自動車と対戦し、接戦の展開でしたが、最後にヤマハが勝つシーンをファンの皆様の前で見せることができ、最高のスタートを切ることができました。

 第2節も満員のヤマハスタジアムで、昨年度優勝チームの神戸製鋼との対戦となりました。結果は残念でしたが、自分たちの強みが通用する自信を得たことと、自分たちに足りない点が明確になり、その後の快進撃に繋がる試合となったと思います。

 今シーズンは、今までヤマハが積み重ねてきたことの精度を上げることに集中しました。強みのセットプレーは2年ぶりにヤマハに復帰した長谷川慎コーチの指導により、さらに進化し、新戦力では舟橋選手や岡本選手らが次世代の日本代表候補に名乗りを上げるような活躍を見せ、さらにツイタマ選手やナーマヌ選手らのスピードある選手が確実に得点に繋げ、従来のスタイルから、さらに積み上げを見せたラグビーが見られました。

 一試合ごとに成長を見せるチームでしたので、大会の中止は本当に残念でした。この先、もっとこの成長していく姿が見たかったと思います。
 
 今シーズンもたくさんの応援を頂き、本当に感謝しています。今の環境の中、自分たちができることを行い、来シーズンに向けて、さらに成長した姿を見せることができるように、全員でしっかりと準備を続けていきます。再び、皆様とスタジアムでお会いできる日が来ることを信じて、我々も頑張ります。これからもヤマハ発動機ジュビロへの応援をよろしくお願いいたします。」

<大戸主将>
「開幕戦のヤマハスタジアム、選手入場の時に、スタジアム全体が青一色に染まり、本当に気合いが入りました。一番悔しかったのが第2節の神戸製鋼戦。負けたのですが、実際に体を当てている時は接戦だった印象が残っています。この敗戦から学ぶことは多く、次の試合から自分たちが成長できるきっかけになりました。

 今シーズンはワールドカップがあり、トップリーグまでの準備期間が長く取れたので、新人選手たちも新人とは思えないほどの実力をつけ、チーム内の競争が激しくなりました。チーム全体のレベルアップに貢献してくれました。また、トライを取り切ってくれるバックス選手たちも心強く思いました。フォワードも、長谷川慎コーチが復帰され、積み上げてきたものがさらに加速した印象です。対戦相手のチームはヤマハのスクラムを研究して試合に挑んできますが、それを上回るスクラムが組めたと思います。

 上り調子で来ていたので、トップリーグの中止は本当に残念です。個人的な話ですが、キャプテンになって初めてのシーズンでしたので、シーズンを最後まで行いたかったのが本音です。また、応援してくださる方々も、僕たちと日本一の喜びを共有したかったと思われていたことでしょう。

 今シーズン、どの試合会場でも満員や満席に近い状況で、来場された方々に感謝申し上げます。有難うございました。次のシーズンに向けて、今シーズン以上に進化したラグビーをお見せできるように頑張ります。これからもヤマハ発動機ジュビロをよろしくお願いいたします。」

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