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ラグビーヘッドライン

2019年11月24日(日) 欧州チャンピオンズカップを見学

欧州チャンピオンズカップを見学するヤマハ選手たち 

 フランス遠征の10日目、11月23日(土)は午前中に練習を行い、午後はスタッド・トゥールーザンのホームスタジアムにて欧州チャンピオンズカップを見学しました。見学した試合は欧州チャンピオンズカップのプール戦第2節「スタッド・トゥールーザン(フランス) 対 コナート(アイルランド)」戦。
 
 午前中は快晴のトゥールーズの街が、午後になると次第に厚い雨雲がスタジアム周辺を覆いだし、冷たい雨が降り注ぐ中、午後2時キックオフ。しかし、そんな気候を吹き飛ばすトゥールーズの人々の大歓声と、キックオフ直後から激しいタックルを繰り出す両チームの激戦にヤマハ選手たちも興奮した様子で試合に見入りました。日野選手が8回に渡りレポートしてくれたスタッド・トゥールーザンのホーム戦の雰囲気を、チーム全体で経験する貴重な機会となりました。

 ハーフタイムにはスタンド観戦している日野選手やアーノルド選手を見つけ出したトゥールーザンのサポーターたちが記念撮影やサインに集まっていました。
 また、試合ではアーノルド選手の双子の兄弟、ローリー・アーノルド選手がスタッド・トゥールーザンのメンバーとして途中出場すると、スタンドにいるヤマハのリチャード・アーノルド選手の姿が大型映像機で映しだされ、リチャード選手がとてもトゥールーズの人々から愛されていことが伝わってくる一幕も見られました。

 試合は激しいディフェンスを繰り返すコナートを、試合終盤でスタッド・トゥールーザンが突き放し、32対17でスタッド・トゥールーザンがホームで勝利を飾りました。

 試合観戦を終えた大戸主将は「やはり試合の優位を決めるのはFWだということを実感した試合でした。特にラインアウト。両チームとも精度が高く、試合が拮抗した要因です。ここは大いに学ぶべき点でした。そして試合を包むファン、サポーターの雰囲気が、冷たい雨の試合でも熱い試合をしようという選手たちのモチベーションになっていたことも印象的でした。日野選手が見てきたものを、僕たちも見ることができ、チームとして共有できるものが一つ増えました。」

【欧州チャンピオンズカップ プール5】
トゥールーズ(フランス)、グロスター(イングランド)、コナート(アイルランド)、モンペリエ(フランス)

IMG_9637s.jpg「80分間緩まぬ激突を見せたスタッド・トゥールーザンとコナート」

IMG_9633s.jpg「雨天でも満席のスタッド・アーネストワロンスタジアム」

IMG_9635s.jpg「双方のゴールポストに大型映像機があり、リプレイなど試合を盛り上げる」

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