ラグビーヘッドライン

 

　石神選手のミニインタビュー後編です。入団以来、石神選手にとってはシューラー監督が始めてのフォワード出身の監督だった今シーズン。石神選手にとって影響は大きかったようです。ミニインタビュー後編をお楽しみください。

Q．6年目のシーズンを終えて、率直な感想を
石神「ラインアウトのリーダーを担当させていただき、良い経験となりました。木曽さんやルーベン、ローリーたちからアドバイスをもらい、笠原（雄太選手）や西（直紀選手）たちとも一緒に考えながら、やったシーズンでした。みんなと考えながらやっていったのは良かったのですが、結果が出せなかったのが残念です。結果が全てかもしれませんが、みんなと意見を出し合い、考えながらの日々は充実していました」

Q．入団以来、初めてのフォワード出身の監督？
石神「そうですね。今までバックス出身監督でしたのでハーブ（シューラー監督）が初めてです。それだけにフォワードに対する要求が多く、良い緊張感がありました。練習もコンタクト（ぶつかり合い）が多くなり、フォワードのパワーアップが計れた年だったと思います。日本語も上手で、コミュニケーションも取りやすく、よき相談相手でした」

Q．トップリーグの最後2試合に欠場し、ワイルドカードに復帰。負けたら終わりの試合での復帰戦、どんな心境でしたか？
石神「僕個人の印象なのですが、九州のチームは苦手です（笑）。一生懸命やってくる良いチームばかりで、研究熱心。ワイルドカードの相手がコカ・コーラさんと聞いて、最初からタフな試合になることは想像ができました。ヤマハの5番で出場する以上、全力を出し切るのが使命。そんな気持ちでした。ところが、前半の3分くらいに腕を骨折してしまって...。最初からロックが退場では士気に関わると重い、痛いのを我慢して、結局、後半30分まで出場し続けました」

Q．ファンへメッセージをお願いします
石神「今シーズンも応援を有難うございました。気がついたらベテランと呼ばれるような年齢になっていましたが、これからも新鮮な気持ちでプレーしていきたいと思います。引き続き、応援をよろしくお願いします」