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ラグビーヘッドライン

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2010年2月18日

大田尾選手、ミニインタビュー 前編

 2006年度から副将としてチームを牽引し続ける大田尾選手の登場です。選手として活躍する一方、オフの日には母校の佐賀工業高校に指導に行くなど、幅広くラグビーの普及発展活動を続けています。

Q.入団して6シーズン、精神的に一番辛いシーズンだったのでは?
大田尾「ラグビーのプレー以外でチームが注目された今シーズンは確かに今までの中で一番、精神的にきついシーズンだったと言えます。5位から4位に上がっていく時期は、みんなが上を向いているので、リーダーに頼ることはないのですが、順位が下がりだしてからは、特に若い選手たちが不安になるのは当然で、そういう厳しい状況の時に、リーダーとしてチームの精神的な軸を作れなかったことが悔やまれます」

大田尾「チームのことを考え続けた一方で、自分にとって何が一番大切なことなのかを見つめ直すことができたシーズンでもありました。自分とは何か、自分が求めていることは何かなど、自分と向き合うことで、学ぶこともたくさんありました」

Q.山村主将・大田尾副将体制で2シーズンが終わりました。結果については?
大田尾「自分たちの武器と呼べるような、拠り所を作ることができませんでした。ピンチになった時に全員が立ち戻れる拠り所、かつての東芝のモールのような。武器になりうるものはあったのですが、まだまだ突出したものにまで精度を上げることができませんでした」

大田尾「2005年頃のヤマハは大物チームに強く、下位チームに足元を救われるようなチームでしたが、この2,3シーズンは上位に勝てず、下位には確実に勝てるチームに変わってきました。このレベルを一つ一つ登ることができれば、上位チームの一角に入ることができると思います」

Q.トップリーグ13試合全てに先発出場しました。
大田尾「越村(一隆選手)が伸びて成長してきている中で、トップリーグ全試合に出場できたことは個人的には良かったと思います」

Q.トップリーグではスタンドオフは海外選手が多い傾向にあります。
大田尾「確かにクボタのドゥラーム選手、東芝のヒル選手、三洋のトニー・ブラウン選手など目立ちます。各チームによって事情も違うと思うので、そこは何とも言えません。ただ、日本人スタンドオフを応援してくれる人がいることは嬉しいですね」

<写真提供:清水良枝氏>

2009年

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