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2019秋冬季強化試合 第3戦

2019秋冬季強化試合 第3戦:宗像サニックス戦の結果をご報告します。

2019秋冬季強化試合 第3戦

12/28(土) 13:00 Kick off 静岡県  大久保グラウンド

ヤマハ発動機ジュビロ

VS

宗像サニックス

38

前半 19-7

後半 19-24

31
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試合画像
新ジャージ姿のヘル選手

ヘル選手とクワッガ選手が躍動、6トライで勝利

 ワールドカップで活躍した日本代表のヘル選手と、優勝国の南アフリカ代表として活躍したクワッガ選手が今季初めて大久保グラウンドに姿を現した。前週に続き、多くのギャラリーが見守る中、九州ラグビーを牽引する宗像サニックスとの強化試合は午後1時のキックオフ時間を迎えた。

 サニックスのキックオフで試合が始まる。五郎丸選手のキックで相手陣に入り、前半5分にラインアウトからモールを組んでヤマハが先制点を奪う。ヘル選手の突進や、クワッガ選手の鋭いアタックで相手陣でのゲームを続ける。ゴール前のスクラムから2つのトライを立て続けに奪い、19-0とリードを広げた。

 前半終了間際にサニックスはラインアウトから素早く展開し、連続攻撃から1トライ。前半を19-7で折り返す。

 後半に先制したのはサニックス。立ち上がりからスピードあるランナーが突破を繰り返し、後半5分にサニックスのスクラムハーフがトライ。19-14と追い上げられる。

 サニックスに傾きかけた流れを、再びヤマハのリズムに呼び戻したのはヤマハFWのスクラム。後半18分にスクラムを押し込み、相手ディフェンスを下げたところで後半出場のツイタマ選手がトライを決めた。勝機を広げるべく、スタンドオフに清原選手が投入。すると自陣から大胆なアタックを仕掛け、シオネ選手、タヒトゥア選手のトライが生まれる。38-14とリードを大きく広げる。

 残り10分、ヤマハは新人の舟橋選手や高橋選手をピッチに送り込む。サニックスも躍動感あるBK選手がピッチに入る。お互いにボールを早く動かすラグビーを展開し、細かいパスを駆使したサニックスが3連続トライを決める。あと1トライで同点に追いつかれる状況になったが、最後まで守り切り、38-31でホーム戦を勝利で終えた。

※W杯後、日本でのプレー姿を見せたヘル選手(撮影:甲斐博之氏)

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試合後インタビュー

堀川監督コメント
「今日の試合は主力メンバーでの試合でした。強みのセットプレーは良かったと思います。前半のトライに結びついた基点は良いセットプレーからでした。大きな土台が出来上がっていることを確認できました。新しいことにチャレンジしているので、ミスが起きることは想定内。今日の試合を分析して、ミスの原因を突き詰め、1月4日の強化試合でさらに精度を上げていきます。今シーズンは誰もが経験したことのない、長丁場。先を見据えながらも、目の前の課題に集中し、今日の試合よりも次の試合で良いパフォーマンスをする、一戦ずつ前の週の自分たちを越えていく、それを地道に積み重ねいきたいと思います。」

矢富勇毅選手コメント
「今日はフランス遠征以来の試合でしたので、試合のリズムに入るのに、時間がかかりました。やろうとしているプレーも、まだ実戦形式での場数が少ないので、ミスが多く、来週への課題です。とはいえ、今まで築き上げてきたセットプレーでゲームの流れを呼び戻すことができ、得点することができたので、そこは良かったと思います。今日は弟もスターティングメンバーにいましたが、弟という意識はありません。チームメイトの一人。彼がウィングとして、成長していることを見せてくれ、頼もしく思いました。兄弟出場を楽しみにしてくださっている方も多いと聞いています。それが実現できるように、共に切磋琢磨して、レギュラー入りを目指したいと思います。」

試合詳細・メンバー

ヤマハ発動機ジュビロ   宗像サニックス
前半 後半 内訳 前半 後半

3

3 T 1 4
2 2 G 1 2
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0

19 19 7 24
38 合計 31
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