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2019秋冬季強化試合

2019秋冬季強化試合:ホンダ戦の結果をご報告します。

2019秋冬季強化試合

12/21(土) 12:00 Kick off 静岡県  大久保グラウンド

ヤマハ発動機ジュビロ

VS

ホンダ

21

前半 14-35

後半 7-0

35
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試合画像
2019年12月21日の大久保Gの様子

2019W杯後最初の国内試合は逆転ならず

 大成功に終わった2019年ラグビーワールドカップ。その余波を受け、磐田市の大久保グラウンドラグビー場には約800名近い観客が集まった。熱い視線が注がれる中、ホンダとの強化試合が行われた。

 先制点を奪ったのはヤマハ。今季新加入のウィング、ツイタマ選手が快速を飛ばして左隅にトライ。スタンドオフの清原選手のゴールも決まり、幸先の良いスタートを切った。

 ところが、次第に巨漢選手を揃えるホンダFWの圧力を受ける展開となり、前半19分にスクラムトライを決められてしまう。そのトライを皮切りにホンダに勢いがつき、ヤマハは防戦一方に。ホンダのBK選手らが躍動し、4トライを続けて許し、7-35と大きくリードされる。

 前半終了間際、新人のFB中井選手が強気のカウンター攻撃を仕掛け、そこからボールを繋ぎ、最後はフッカーの江口選手がタッチライン際を走り切ってトライ。14-35で前半を終える。

 後半、ヤマハは選手を入れ替え、新人のSH田上選手らが登場。疲れが見えだしたホンダを相手に、ゲームを支配し、ツイタマ選手のトライで21-35と追い上げムードとなる。吉良選手のスピードある走りなどで相手陣でのゲームを続けるが、スコアできず、21-35で試合終了となった。

 堀川監督は「主力組のホンダに対して、ヤマハの若手たちはタフな選択で挑んでくれました。前半はセットプレーから試合が崩れてしまいましたが、後半はFWがよく立て直してくれました。また田上選手や石塚選手がヤマハスタイルを理解し、ゲームをコントロールしていたのは大きな収穫。残念なのは、スコアと時間を考えて、逆転に結びつける意識が足りなかったこと。若いハーフ団がその反省を活かして成長してくれることを期待します」と敗戦にも収穫を見出すコメントを残した。

※多くの来場者が見守る中で行われたホンダ戦。

試合後インタビュー

<堀川監督コメント>
「ヤマハは若いメンバーを中心にしてホンダ戦に挑みました。スコアでは負けましたが、良いチャレンジがいくつもありました。ミスを恐れずに果敢に攻めにいくなど、今までには見られなかったような姿勢が見られたことは大きな収穫です。またフィジカル面やフィットネス面でも宮崎合宿の成果を見ることができました。後半にホンダを無得点に抑え、ヤマハがスコアしていることが、まさにそれを表しています。トップリーグに向けて、土台となるベースができたことを確認できました。一つ一つ経験を重ねて、今週の失敗を来週には成功にしてみせます。来週の試合も楽しみです。」

<マロ・ツイタマ選手コメント>
「2トライはチームの努力で得たトライなので、僕の個人技でのトライではありません。チームがハードワークした結果、最後の場面で僕にボールが渡ったのです。もちろん、ウィングとしてトライできたことは良かったと思います。しかし、試合に負けたことは残念なことです。来週の試合は今日の試合よりも、さらに良いプレーができるように、その意識をもって来週の練習に参加します。今日はたくさんの応援、本当に嬉しく思いました。良い雰囲気の中でプレーでき、感謝しています。」

試合詳細・メンバー

ヤマハ発動機ジュビロ   ホンダ
前半 後半 内訳 前半 後半

2

1 T 5 0
2 2 G 5 0
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0

14 7 35 0
21 合計 35
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