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2016秋冬季練習試合 第5戦

2016秋冬季練習試合 第5戦:キヤノン戦の結果をご報告します。

2016秋冬季練習試合 第5戦

11/19(土) 13:00 Kick off 東京都 キヤノンスポーツパーク

キヤノン

VS

ヤマハ発動機ジュビロ

14

前半 14-7

後半 0-7

14
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試合画像

ミスから失点。大山選手のトライで引き分けに持ち込む

 12月のトップリーグ再開を2週間後に控え、東京都町田市のキヤノンスポーツパークへ遠征し、キヤノンと練習試合を行った。

 雨天の中、ヤマハのキックオフで試合が始まる。序盤から短いパスを使い展開するキヤノンに対し、ヤマハは固いディフェンス網で対抗。前半15分過ぎからヤマハFWがラックなどで前進を図り、キヤノンゴール前での試合を続ける。しかし、20分にゴールライン直前まで運んだボールを落球。キヤノンのボンド選手に拾われ、80mの独走状態に。ファンデンヒーファー選手が追いつくが、ボンド選手をサポートした原田選手がトライ。0-7と先制点を与えてしまう。

 37分、キヤノンゴール前のスクラムからキヤノンのトムソン選手がライン際を駆け抜け、最後は原田選手にボールが渡り、キヤノンが連続トライ。0-14となる。

 直後のキックオフからヤマハFWが高い集中力を見せ、キヤノン陣に攻め込む。連続攻撃から堀江選手がトライを奪い、ファンデンヒーファー選手のゴールも決まり、7-14で前半を終える。

 後半は両チームともにメンバーを大幅に入れ替える。キヤノンはルース選手を中心にゲームを展開し、ヤマハは松本選手や西内選手らの低いタックルで対抗。一進一退の攻防が続く。雨が降り続け、気温も低いコンディションにも関わらず「両チームとも積極的にボールを動かす良いゲーム」(堀川ヘッドコーチ談)となる。激しい肉弾戦にも麻生レフェリーの落ち着いた笛が両選手たちのプレーを引き立て、悪天候にも関わらず駆けつけてくれたファンたちにラグビーの魅力を伝える熱戦が繰り広げられた。

 残り15分からはキヤノンに攻められる場面も多くなるが、要所で小林選手のタックルやバードゥル選手が密集でボールを奪い返すなど、安定したディフェンス力を見せる。

 残り時間わずかとなった40分、石塚選手が速いスピードで相手ディフェンスを切り裂き、チャンスを作る。その密集からボールを展開し、清原選手が大きく相手陣にボールを蹴りこむ。雨で滑りやすくなったボールをキヤノン選手がキャッチできず、その間に勢いよく走りこんだウィング大山選手がインゴールでボールを押さえてトライ。石塚選手のゴールも決まり、14-14とし、同点で11月の練習試合を終えた。

 試合後、ゲームキャプテンの宮澤選手は「反省するところは多々あるが、課題を一つ一つクリアーして、12月のトップリーグに挑みたい」と語り、2週間後の公式戦に向けて気持ちを高めていた。

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