2014春季練習試合 第4戦

【前半＆後半　マッチサマリー】
　日差しの強い午後1時に豊田自動織機（以下、織機）のキックオフでスタート。強風の風下となり、開始直後から防御の連続となる。3分にラインアウトから織機の宇佐美選手が飛び出しトライ。8分にも連続攻撃から織機のウィング豊前選手がトライし、0-14と織機にリードを許す。

　12分にヤマハはラインアウトから展開し、右隅に伊東選手が飛び込みトライ。しかし、16分に織機にトライを奪われ、5-19となる。膠着状態が続くが19分にヤマハは伊東選手のカウンター攻撃から最後はヘル選手がラックサイドを突いてトライ。10-19に。

　前半終了間際に、ラインアウトから展開し、大田尾選手が相手ディフェンスの裏にボールを転がし、追いかけた伊東選手が押さえてトライ。難しい角度のゴールを大田尾選手が決め、17-19として前半を終える。

　後半は風上に立ち、ヘル選手らが大きくゲイン。10分にラインアウトからモールを押し込み仲谷選手がトライ。大田尾選手のゴールも決まり24-19と逆転する。しかし、14分に織機のカウンター攻撃を受け、トライを許し、24-26となる。
　
　17分にヤマハFWがスクラムを押し込み、相手BKディフェンスラインを下げさせ、そのスペースを活かしてBKが展開。最後は徐選手が左コーナーに飛び込みトライ。29-26と再び逆転する。ここで、ヤマハはメンバーを大幅に入替える。

　25分、織機が反撃。ヤマハのタックルが甘くなったところを織機の赤石選手がトライ。32分に7人制日本代表主将の坂井選手がトライ。さらに終了間際にも大居選手にトライを許し、29-43で最初の試合を終える。

・前半：ヤマハ発動機　17-19　豊田自動織機
・後半：ヤマハ発動機　12-24　豊田自動織機

【3本目　マッチサマリー】
　若手中心のメンバーで挑んだ3本目。しかし、開始2分に織機の大居選手にトライを奪われ、先制される。続く4分にはインターセプトされ、トライを許し、0-12となる。

　ヤマハは風下の中、曽我部選手が巧みにFWを前に出し、少しずつ織機陣内に入っていく。良い攻撃もあったが、決定的な場面でパスミスなどがあり、得点に結びつかない。逆に18分にも織機にトライを奪われ、0-21となる。

　27分、山路選手の突破から相手陣内に入り込み、曽我部選手が左コーナーに飛び込みトライ。曽我部選手のゴールも決まり、7-21とする。このスコアで勢いがついたヤマハは織機陣での試合を進める。しかし、35分にゴール前のラックにて、ミスから織機にボールを拾われ、そのボールを繋がれて90ｍの逆襲トライを決められる。0-28で3本目の試合を終えることとなった。

・3本目：ヤマハ発動機　7-28　豊田自動織機

※画像2トライの活躍を見せた伊東選手（撮影：甲斐博之）