2011-2012年度トップリーグ 第1節

　 NTTコミュニケーションズ（以下、NTT）のキックオフで今季のトップリーグが開幕した。先制したのはヤマハ発動機ジュビロ（以下、ヤマハ）。五郎丸ゲームキャプテンがＰＧを成功させ、自身のトップリーグ通算350得点をマークした。すぐにNTTもエースキッカー君島選手がＰＧを成功させ、3-3と同点に追いつく。ヤマハＦＷが突進を繰り返し、ＢＫへ展開。13分に五郎丸選手がこの試合での最初のトライを決めた。24分にはスクラムでプレッシャーをかけ続け、最後はトゥイアリイ選手が右隅のコーナーに飛び込みトライ。その後、NTTに１ＰＧと1トライを奪われるが、前半終了間際に五郎丸選手が左隅48ｍの位置からのＰＧを成功させ、20-13で40分を終える。

　後半はヤマハのキックオフでスタート。3分、NTTの攻撃をフォラウ選手が寸断し、ボールを奪い返す。ラックから出たボールを大田尾選手が徐選手へパス。徐選手がタッチライン際を駆け抜けて一気にゴールに迫り、再び大田尾選手へボールを戻して、トライ。続けて7分にはラインアウトからＢＫへ展開し、サウ選手が相手ディフェンス網を抜け出してトライ。4トライ目を奪い、ボーナスポイントを獲得した。13分に田中選手がトライ、22分にはトゥイアリイ選手がこの日2つ目のトライを決めた。29分に１トライを許すが、試合終了のホーンが鳴ってから、途中出場の八木下選手がトライを決め、55-18でホーム開幕戦を白星で飾った。