2007-2008年度 トップリーグ 第3節

トップリーグ第3節は、秩父宮ラグビー場でクボタスピアーズと対戦。
前節の敗戦を払拭すべく燃えるヤマハフィフティーンは、開始早々クボタのペナルティから得点のチャンスを獲得。大西選手がきっちり決めて3-0とまずまずの立ち上がり。20分過ぎにも、大西選手のペナルティキックが決まり、6-0と点差を広げる。このまま前半を折り返すと思われた終了間際、クボタがヤマハジュビロディフェンスの一瞬の隙をつき、この試合初のトライを許す。コンバージョンキックも決まり6-7と逆転を許し、前半を折り返した。

後半流れを変えたいヤマハジュビロ。そんなファンの想いに応えたのは徐選手だった。
後半開始2分、徐選手がゴール左隅にトライを決め逆転に成功。大西選手のコンバージョンキックは失敗するも、19分のペナルティキックはきっちりと決め、14-7とリードを広げる。前半終了時の嫌な流れを盛り返した。
中盤にはクボタ陣内での有利な展開もあったものの、決め手に欠け得点には結びつけることができないでいると、逆に終盤にはクボタの猛攻を受ける。ここではディフェンス陣が踏ん張り、得点を許さない。 両チームとも果敢にアタックをしかけたが、そのままノーサイド。苦しみながらも今季2勝目をあげた。

両チームともにトライは1つずつ。結果的に3PGが決め手となった。何名かを故障で欠く中、決定機を決めきることが出来ずに苦しい試合展開となったが、堅い守備で一丸となって守り抜き、勝ち点4を獲得出来たことが大きな収穫となった。