2003 ジャパンセブンズトーナメント戦 第5戦

もうひとつの勝利を手に

迎えた決勝戦。対戦相手は神戸製鋼、開始からヤマハは完全に主導権を握った。今大会、誰よりも注目を集めたデラサウ。決勝でも彼がボールを持つたびに観客は酔いしれた。2人、3人と神戸ディフェンスを抜きさり前後半で、3トライをあげた。堀川の確実なゴールキック、今利、セワブの攻守ともに迫力あるプレーで、神戸を完全シャットアウト。45得点をあげてノーサイドとなった。
　 2003年、新チームになってスタートし、最初に目指した頂点はまだ少し時間が足りなかった。ヤマハが最初に手にしたもの、カップトーナメントでの優勝ではなくもうひとつの優勝。本当の戦いはここからだ。