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関西社会人ラグビーAリーグ戦 第3戦

関西社会人ラグビーAリーグ戦 第3戦:ワールド戦の結果をご報告します。

関西社会人ラグビーAリーグ戦 第3戦

10/19(土) 12:00

神戸総合運動公園陸上競技場

ヤマハ発動機 27

前半 6-19
後半 21-7

26ワールド

試合レポート

ヤマハ、逆転勝利で開幕3連勝!!

10月19日(土)神戸総合運動公園陸上競技場にて約1ヶ月ぶりとなる関西リーグが行われた。ヤマハにとって第3戦目の対戦相手はワールド。互いに開幕から連勝同志ということもあり、今試合は周囲からもリーグ戦第3節注目のカードとされていた。キックオフの12時を前に午前中から降り続いていた雨も止み、緊張感漂うロッカールームにはこの日に向けてニュージーランド遠征、強化合宿を終え、さらに自信をつけた選手達が気持ちを高めていた。
  そしてキックオフ、開始5分に先制したのはワールドだった。ゴール前でのラックからから左へ展開され左隅へのトライを許す。スタンドからはアウェイであることを思い出させるかのようにワールドの応援団が湧いた。しかし焦ることなくヤマハはその後すぐに自分たちのリズムでボールを支配、10分には敵陣でのラインアウトを起点にできたモールをFWがじりじりと押し、ワールドのゴールを襲う。また敵のラインアウトをマイボールにする場面 も見られた。そして13分、敵陣中央でワールドのオフサイドから得た25mのペナルティゴールをSO長谷川が落ち着いて決め3-5。続いて25分にも同じく中央で得たペナルティゴールを決め6-5とし逆転した。その後もワールド陣内でボールを支配するものの得点には結びつけることができず時間が過ぎた。
  そして得点が動いたのは32分。自陣でのラックからパスを繋がれトライされる。ワールドが再び逆転、さらに37分にも追加点を許し6-19となった。前半終了間際に右中間からSO長谷川が狙ったペナルティゴールが惜しくも外れたところで終了。ハーフタイムのロッカールームでは、前半の反省と後半のゲームプランを全員で再確認。そして誰もがリードされている焦りではなく、この試合での勝利へのこだわりを露にした。
  後半が始まるとヤマハは息を吹き返したかのように自分たちのリズムを掴み出した。開始6分、敵陣5m左中間のラックからSH村田が素早くパスをさばく。ボールをもらった今季関西リーグ初登場のWTBソトゥトゥが敵を一人、二人と突き飛ばしてトライ。ゴールも決まり13-19となり、ヤマハの反撃が始まった。続いて10分には自陣10m中央のラックからSH村田、SO長谷川と繋ぎ、再び走り込んで来たWTBソトゥトゥへとパスを繋いだ。ボールを持ったソトゥトゥは敵ディフェンスを見て素早くキック。一度は手を離れたボールが絶妙なバウンドで、走り込んだソトゥトゥの胸へと入り、そのままトライ。まさに技ありのトライで逆転した瞬間にスタンドからホームグラウンドかのような歓声があがった。
  その後はワールドもヤマハ陣内に攻め込むなど、再び一進一退の攻防が続く。そのままに約25分が過ぎた。そして再び沈黙を破った38分、敵陣ゴール前右のラックから左へ展開されたボールがCTBマットソンへと渡った。続いてパスをもらったのはニュージーランド留学から帰国し、今季初出場のFB四宮。四宮がゴールど真ん中へと跳び込みトライ。ゴールも決まり27-19とした。その後終了間際、粘るワールドに1トライを奪われるものの27-26でノーサイド。接戦を制したヤマハは開幕3連勝をあげた。


チームのコメント
接戦の後に手に入れた関西リーグの3勝目は、ニュージーランド遠征を含めた、この1ヶ月間の練習の成果 が発揮できた結果だと思います。今日の試合では今季初出場のソトゥトウ選手、四宮選手の活躍も見られるなど、さらにチーム内のポジション争いも活気づき、次戦に向けて大きな弾みとなりました。
  またどこのグラウンドをもホームグラウンドに変える、スタンドからのチームメイトの大声援が今日の勝利に結びついたことは間違いありません。次戦、豊田自動織機戦でもチーム全員で勝利を手に入れたいと思いますのでご声援宜しくお願い致します。

試合詳細、メンバー

ヤマハ発動機
1 木原洋一郎
2 浜浦幸光
3 中越将通
4 中野大介
5 川原文雄
6 久保晃一
7 本間俊治
8 木曽 一
9 村田 亙
10 長谷川賢
11 ワイサキ・ソトゥトゥ
12 タンバイ・マットソン
13 今利貞政
14 西村 弥
15 四宮洋平
交替・入替
種類 時間 背番号
出血時一時交代 前半22分 3→16 高木重保
交代 後半24分 2→17 中林正一
交代 後半24分 3→16 高木重保
前半
0 トライ 3
0 ゴール 2
2 ペナルティG 0
0 ドロップG 0
6 合計 19
後半
3 トライ 1
3 ゴール 1
0 ペナルティG 0
0 ドロップG 0
21 合計 7
27 合計 26
ワールド
1 山本幸司
2 安田 昇
3 藤本 護
4 高田 正
5 黒川雅弘
6 コーラ・トキノ
7 舛尾敬一郎
8 田中正純
9 岡 孝次
10 由良康美
11 織田己知範
12 ルア・ティポキ
13 大西将太郎
14 南 繁治
15 福岡幸治
交替・入替
種類 時間 背番号
負傷交代 前半31分 3→16 北迫孝治
交代 後半22分 6→19 ジョージ・スタワーズ
出血時一時交代 後半24分 8→16 北迫孝治
交代 後半37分 15→22 西村 哉
交代 後半40分 9→20 白谷太地
交代 後半40分 4→18 大内亮助
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