向陽中上半期総括レポート

5月から毎週水曜日に行った向陽中タグラグビー継続授業の上半期総括レポート。

向陽中上半期総括レポート

2011年9月4日

5月からスタートした向陽中学校3年生、計36人のタグラグビー選択授業を計11回実施しました。今回は、向陽中学校を担当している小池がレポートします。普及担当山岸さん、徐選手、矢富選手と自分の計4名での活動を行いました。

向陽中学校では毎年選択体育をヤマハラグビー部が担当させていただいています。選択体育担当の向陽中学校　新井先生は、「学年によって雰囲気や個々のキャラクターも全く違うから」とアドバイスいただいていたので、今回のメンバーはどんな生徒だろうと楽しみにしていました。

5月にスタートして、生徒の顔を見ると2年生の時に選択体育のメンバーがたくさんいたので楽しく、そしてタグラグビーもより上手くなるなとワクワクしました。

授業は、4チームに分かれて練習から試合までこのチームで活動します。各チームキャプテンにはチーム名を決めてもらっていますが、これがまた向陽中学校らしいチーム名で新井先生が言うキャラクターの意味がよくわかります。高木キャプテン率いる『ゴッド　オブ　○○』伊藤キャプテン率いる『サゲパンダ』大場キャプテン率いる『ワタナベタバネナイデ』鈴木キャプテン率いる『チームD７６３』各チーム名の由来は謎ですがキャプテンを見ればなんとなくわかりました。リーグ戦は勝敗をポイント制にしで最終的に多くポイントを取ったチームが優勝となります。毎週、毎週チームはレベルアップしていきレフリーを担当する山岸さんもびっくりするほどでした。反則に対しても柔軟に対応していく生徒に正直レフリーする側は助かりました。リーグ戦は、白熱した試合がいくつもあり各チーム共に接戦でした。ここで勝てば1位に上がるなどの試合では、「勝つために～」と声が上がりみんなが集中し勝利に対して一つになっていました。結果、今回の優勝はサゲパンダでしたが4チームともとてもいいチームでした。優勝チームサゲパンダを紹介します。メンバーは、キャプテン伊藤くん、村田くん、富田くん、永田くん、若林くん、井浪くん、大橋くん、杉本くん、大石くんの一人一人おもしろいキャラクターの8名です。チームの特徴としては、ふざけているようでやるときはしっかりやりやる、聞いてないようで実はしっかり聞いてるという、よく世間で言うそういうタイプのチームです。専門的に言いますと、ランニングスピードがあるの中でしっかりとスペースを見て走りこみ、タグを取られた後も次のサポート選手にパスでつないでトライができるチームです。上手いと思うトライがいくつもありました。他チームの高木キャプテンも「ここは強いんです！！」と言ってました。徐選手も一押しのチームでした。少しだけ恥ずかしがり屋だけどしっかり者で頼りになる伊藤キャプテンのナイスキャプテンシーでした。

その後、今回初めて優勝チームと新井先生率いる各キャプテン＋選手（山岸さん、徐、矢富、小池）でのドリームマッチを行いました。あいにくの雨で体育館での試合でしたがさすが優勝チーム。随所にいいプレーでトライをしていました。新井先生もさすがサッカー選手だけあってフィールドのスペース感覚は生徒達の見本になるものでした。選手も負けず嫌いだけあってついつい本気でプレーしていました。

新井先生は、「ゲーム中だけでなく、練習の中でも相手との駆け引きが出来るようになるともっとおもしろくなる」と、お言葉を頂き生徒達の成長を楽しみにしていました。

下半期の授業でも、またキャラクター揃いのメンバーで楽しみながらも勝ちにこだわる授業になることを楽しみにしています。