村田OB、3日連続3都市にて普及指導
10月22日~24日の3日間、ヤマハ発動機ジュビロOBの村田亙氏(公益法人ヤマ...
村田OB、3日連続3都市にて普及指導
10月22日~24日の3日間、ヤマハ発動機ジュビロOBの村田亙氏(公益法人ヤマハ発動機スポーツ財団所属)が東京、長崎、仙台の3都市にてラグビー普及指導を行いました。今回の指導は日本体育協会が主催する体力向上事業の一環として企画されたもので、かつて国際舞台にて活躍した経験者が小学校を訪問し、児童たちにスポーツの魅力を伝えることを目的としています。このたび同協会よりラグビー競技にてワールドカップをはじめ、豊富な国際試合での経験を持つ村田亙氏に依頼があり、実現したものです。余談ですが、その翌日、10月25日にはマレーシアセブンズ大会に向けてヤマハ発動機ジュビロの徐選手らと海外遠征に出発する多忙ぶりでした。村田OBからの日本列島横断ラグビー普及レポートです。
村田亙氏からのレポート
★10月22日(金)
3日間連続ラグビー指導の初日は東京都足立区にある西新井第二小学校にて講演会&ラグビークリニックからスタートしました。まず午前10時から小学5年生70名を対象にラグビー指導。元気な児童たちとの対面から気持ち良いスタートとなりました。続いて午前11時からは小学4年生~6年生までの約250名の児童に『スポーツの素晴らしさ』というテーマにて講演を行いました。お昼は6年1組の教室で給食をご馳走になり、午後は再び運動着スタイルに着替えて、6年生の約100名にラグビー指導を実施しました。たっぷり小学校に滞在したおかげで、たくさんの児童と話すことができ、良い初日だったと思います。
【西新井第二小学校・学校長から村田氏へのお礼のメッセージ】(一部を抜粋)
貴重なお時間を、本校のために割いてくださいまして、本当にありがとうございました。児童のアンケートでも、大変楽しかった・うれしかった等々でした。今までスポーツを好んでいなかった児童までもが、スポーツをしたい、とまで書いてくれています。ありがとうございました。また、村田先生の話す話し方は、簡潔でわかりやすく、暖かい言葉でした。私たち教師にとっても、手本となりました。
「都会の子供も元気でした!」
「給食を食べて、再び校庭で運動」
★10月23日(土)
2日目は朝に長崎に入り、長崎県大村市の放虎原小学校を訪問。小学1年生から6年生まで総勢119名という小さな学校でした。全校生徒が校庭に集合し、ラグビーボールを使ったレクリエーションを楽しみました。その後は体育館に移動して講演会を行いました。先生によると生徒たちのスポーツへの関わり方は2極化しているそうで、積極的に地域スポーツクラブに入る生徒と、まったくスポーツに関心を持たない生徒に分かれるとか。今日の交流がきっかけで、少しでも体を動かすことが楽しい!と思ってくれる生徒が増えることを期待します。放虎原小のみんな、有難う!
「みんなキレイな瞳でした」
「お礼の言葉をいただき感激しました」
★10月24日(日)
最終日の3日目は東北です。仙台にて女子ラグビークリニック!今日は女子を対象としたラグビークリニックを開催。第1部は近くの公園に約20名(小学1年生~ママさん)が集合し、第2部はユアテックスタジアム仙台内にて中学生と高校生の50名が加わり合計70名近くが参加してくれました。スタジアムの素晴らしい芝生の上でウォーミングアップからスタート。その後、タグラグビーとラグビー指導会の2つに分かれての指導を行いました。最後はみんなで記念撮影。指導会の後はトップリーグ「神戸製鋼コベルコスティーラーズ対NTTコミュニケーションズシャイニングアークス」の試合を観戦し、ラグビーの面白さを満遍なく伝えることができた一日となりました。
「第1部の参加者と記念撮影」
「ユアテックスタジアム仙台に女子ラグビー選手集合!」
3日間、合計で500名近い人々に直接指導することができました。これも主催の日本体育協会のご協力に、同事業に手を上げてくれた学校関係者と保護者の方々の賛同があり、さらに当日に元気よく私に挨拶してくれた生徒たちの全てのチカラが一つになって初めて実現できたことです。素晴らしい機会を与えていただき、皆様に深く感謝しております。この場を借りて、厚くお礼申し上げます。また、皆様とお会いできる日を楽しみにしております!