Vol.6:小林千穂さん(後編)
「矢富笑店」の2010年度バージョンです。2010年も矢富選手の軽快でいて、核心を鋭く突くトークをお楽しみください。
小林 千穂 こばやし ちほ
ラジオDJ・フリーアナンサー
1975年静岡県藤枝市出身 フリーアナウンサー歴12年。
学生の頃聞いたラジオ番組「坂上みきのディアフレンズ」で、「ラジオ版徹子の部屋みたい!こういう事がしたい!」と思い立ち今に至る。子供の頃から好奇心旺盛で、興味を持ったら即行動!モットーは「食べず嫌い、聞かず嫌い、見ず嫌いはしない」大好きな音楽、スポーツ、舞台など「生」で観る事を生活のド真ん中にして生きるパワフルウーマン。
スポーツの魅力について語ろう!
矢富 ● スポーツの魅力についてなんですが、小林さんはスポーツ観戦で良く見るスポーツはなんですか?
小林 ● もう単純に、野球とサッカーですね。
矢富 ● それはいつぐらいから見ていたんですか?
小林 ● お正月になったら、家族で高校サッカーみたいな感じだったので、本当に小さい頃から見ていましたね。
矢富 ● まあ、静岡といえばサッカーですもんね。自然と興味がわきますよね。野球はなんでなんですか?
小林 ● 野球はおじいちゃんが良く見ていて、それで好きになった感じですね。だからスポーツは私の生活の中で、必然的に好きになるものだったかもしれませんね。
矢富 ● じゃあ、スポーツが好きになったんは生活の影響とかもあったかも知れませんが、ここまではまる魅力ってなんですか?
小林 ● ありきたりの表現ですが、スポーツは筋書きの無いドラマ。だけどドラマ以上にドラマチックじゃないですか。
矢富 ● おぉぉぉ!! 上手いことまとめましたね。笑点なら『山田くーん座布団持ってきて』ですよ(笑)。それにしても、ホンマにその通り!
スポーツの魅力は「筋書きのないドラマ」
と語る小林さん
小林 ● 本当にそこにつきますよ! だって、ラグビーもあると思うんだけど、サッカーとかも野球とかも歴史が長いスポーツって、いろんなジンクスがあったり、いろんな因縁があったりとかあるじゃないですか? ああいうのって、全部筋書きがないところで生まれているのに、なんでこんなドラマチックなことがあるんだろうと思うんですよね。それに感動しちゃうんですよね。
矢富 ● 結構なマニアですよね。そういう観点でスポーツ全体を見れてるのは凄いですよね。
小林 ● 見るだけじゃなくて、何年前これもあったとか、あの人は前もこれやったとかを言いたい(笑)
矢富 ● ホンマに凄いですね。結構いろいろ調べたりしちゃうんですか?
小林 ● そうですね。調べちゃいますし、そういう本とか好き(笑)。あとスポーツ新聞ってそういう情報が結構載っているじゃないですか? それでいい記事があったら切抜き(笑)。
矢富 ● 記事を切り抜き? 凄いですね!
小林 ● だから、私は鬱とおしい、うざいと思います。
矢富 ● 自分で言いましたね(笑)。自分は結構色々なスポーツ好きな人達と話をする機会があったりするんですけど、それぞれに結構違った方面から見ていて、同じものを見ていても、見る人によって、随分と見方が違うんだなぁと、気付かされます。
小林さんから見たラグビーの魅力
矢富 ● 試合に観に来てもらったじゃないですか? 小林さんからみてラグビーの魅力はなんすか?
小林 ● ラグビーはね、やっぱりね・・・ザ・男じゃないですか! ザ・筋肉じゃないですか!
矢富 ● あはは(笑)ザ・男はわかります。ザ・筋肉はちょっと(笑) まあ、あながち間違いじゃないですけどね。
ラグビーの魅力≒筋肉≒力こぶ?
小林 ● 憧れの意識が強いんですよ。自分はプレーヤーとかに向いていない、ファンである。ラグビーでは女の人はあそこまでのぶつかり合いは出来ないと思うし、男の人の魅力あるスポーツだと思ったんですよね。私、ラグビーを見て、人間ってここまで出来るんだとも思いましたし。私は無理無理っと思いましたね。それに、鍛えたり練習したりとか苦しいでしょ? なんでそれが続けられるんだろうと。だって、その筋肉つける為のトレーニングは楽しんで出来ないと思うし。
矢富 ● いや、基本的には楽しいんやと思います。
小林 ● そうなんですか。苦しいのが楽しい?
矢富 ● そうですね(笑)ウエイトトレーニングをする時に、重いの持つんですけど、終わったりしたら、身体は筋肉痛で痛いし、いい事はあんまりないんですけど、身体が大きくなったりしてきたら、ちょっと嬉しいし、ウエイトの数値が上がったりすると嬉しいんですよね。でもその感覚は、女の人で例えれば、体重が減ったみたいな感じやと思うんですよ。だから、みんなはそやってトレーニングを楽しんでるんじゃないですか? 筋肉をつけることによって、自分は強いと自分に言い聞かしてるかもしれませんね。
小林 ● そうですよね。でも大事ですよ。女の人は最終的には強い男の人に惹かれますからね。
矢富 ● でも最近は草食系男子がブームじゃないですか? 自分達は肉食系を代表するような感じやから(笑)。なんか自分がモジモジしてたら気持ち悪くないですか?
小林 ● でも、ザ・男はカッコイイですよ。もっとラグビーを観て欲しいですよね。歴史があるスポーツじゃないですか。古くからあるスポーツには必ず魅力がありますからね。
矢富 ● 歴史あるスポーツっていいっすね。なんか名言でまくりですね! でもホンマに観に来て欲しいですよね。観に来てもらったら面白さが伝わると思うんですよ。みなさん是非会場に来てきださい!
ラグビーが遠い理由
矢富 ● 魅力を言ってもらったんで、じゃあ欠点はといきたいんですが、初めて観たときどうでした? 例えば分かりにくいとか…
小林 ● ねえ。そこかな。
矢富 ● やっぱりそこなんですよね。
小林 ● 一般的にはそこだと思いますね。
矢富 ● じゃあ、初めて観たときどうでした?
小林 ● でも全然ルールが分からなくても楽しめる競技だと思ったし、ただ分かったらもっと楽しいと思いますね。スポーツってみんなと一緒に盛り上がる所ってあるじゃないですか? でも、私はワンテンポ遅れて、そこで盛り上がるんっていうのがありましたね。トライとか、走ったりするシーンは分かりやすいんですけどね。
矢富 ● なるほど。それはあるかもしれませんね。サッカーや野球より、分かりにくいところですよね。確かにですね。なんか凄い納得。
小林 ● だから盛り上がるポイントが人より少し遅れると、ルールを知っていたら、もう少し反応が違ったのにと、ちょっと悔しい思いしたりとか。
矢富 ● そのプレー、悔しいって!
小林 ● 悔しい!(笑)人より早く気づきたい!
矢富 ● でもホンマにそうかもしれないです。みんなは歓声あげているのに、自分は意味がわからなかったら嫌ですもんね。非常に納得しました。
打開策はコレだ!
ここからトークが変な方向に・・・
矢富 ● じゃあどうしたら人気でますかね? 今、自分は仕事でホームページ関連の仕事をしてるんで、なんとかこっちの方面でなにか出来ないかを考えたりはしてるんですけど。しかも、日本でワールドカップも2019年に開催されますし、オリンピック種目にもなったんでね。
小林 ● ラグビーが人気の国ってあるじゃないですか? その国がどうやって発展したかとかって。
矢富 ● もともと国技やと思うんですけど、なんか町中でラグビーしてるんですよね。もう見かけない日はないぐらいに。
小林 ● そうなんだ。ラグビーが定着しちゃってるんだね。じゃあ、一般人でも簡単にラグビーできますとかのルールブック作るとか、やっぱり積極的に宣伝じゃないですかね。あとは、わかりやすく巨人軍の選手のような、若手でカッコイイ選手を積極的に売り出したりしてるじゃないですか、ああいう売り出しかたを参考にして筋肉とかを…。女の子はそういうのに直ぐ飛びつく傾向にありますから(笑)。まず女性を取り込むことがいいんじゃないですか?
矢富 ● なるほど。じゃあとりあえず・・・自分、セミヌードカレンダーぐらいだしますか?
小林 ● やばい!(笑)買っちゃう(笑)。
矢富 ● じゃあそっちの方面でいきましょうか。
小林 ● あとは、イベントたくさんするとか。お姫様抱っことかされると、キャーとかいいながら嬉しいんですよ女の子って(笑)私、持ち上がってる~、みたいな。
矢富 ● それは小林さん限定じゃない? それを間に受けて、やめてーとか言われたりしないですよね?
小林 ● そっかー。私か。ちょっとマニアックだった(笑)。でも、男の人の力っていうか、そいうい関わりって最近ないから。いまは草食系ばっかりだし、ちょっとユニークな感じでね。
矢富 ● なるほどね。じゃあ、ルールと、イケメンと、セミヌードぐらいを…
小林 ● 女性ファン獲得ですよね! やっぱり女性がスポーツを普通に観に行くようになると発展しますよね。そうすると、一緒に行こうよとか、誘うじゃないですか女性は。
矢富 ● サッカーのワールドカップも女性がたくさんいましたもんね。
小林 ● でもラグビーでも本当に可能性のあるスポーツだと思うし、これからですよ。応援しています!
収録現場に『キャァ~!』と悲鳴が!?
対談を終えて小林さんの一言
楽しかったですね。私はいつも自分がインタビューしている立場なので、こうやって聞いてもらえると、改めて自分はこうだったんだと気がつきますし、本当に楽しかったです。スポーツ選手とこうやって話せるのは楽しいので。ラジオはミュージシャンが多いですけど、なんかスポーツ選手と対談できるようになったんだっていう嬉しさがありました。ありがとうございます。
矢富選手の独り言
今回は初の女性ゲストということで、緊張しました。でも小林さんは凄く気さくな方で、美しく本当に太陽みたいな方で、なんか自分の心もてぃーだかんかんですよ。最近沖縄にはまっていまして。(笑)
まあ、冗談はさておき、本当に楽しい時間を過ごさせてもらい、いい経験になりました。ありがとうございます。これからも、綺麗で透き通る声で全国のみなさんに楽しい時間を与えてください。
自分も時間があるときはラジオに挑戦したいと思います。
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