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第8回:奥尻島ツーリング(前編)

笠原雄太選手を中心とした、自転車好きな選手たちによるツーリングレポートです。

笠原雄太の自転車ライフ 第8回:奥尻島ツーリング(前編)

○笠原選手から

 皆さんこんにちは、道産子チャリダー@笠原です。今回はもう2年も前になってしまいますが、2008年5月1日に行った北海道奥尻島ツーリングを紹介します。前編と後編の2回に分けて紹介します。ゆっくりとお楽しみください。

◆奥尻島◆“おくしり”とはアイヌ語で「イクシュンシリ(沖の島)」、「ヲコシリ(向こうの島)」という言葉から来ているそうです。

住所/北海道奥尻郡奥尻町

面積/142.73km2 周囲/67.5km

人口/3,643人(H17)

【飛行機】 函館空港→奥尻空港

【フェリー】 江差港→奥尻港(2時間10分) 、 せたな港→奥尻港(1時間40分)

 今から2年前になりますが、2008年5月1日に朝早く実家の函館を出発しました。自転車を車に積んで江差港まで行きました。江差港に車を置き、フェリーに自転車を積み奥尻島へ向かいました。

立派なフェリーです!

フェリーの船内、客室はこんな具合です。

 奥尻港に着き、奥尻で大人気のゆるキャラ、ウニマル君が出迎えてくれました。ウニマル君に出発の意気込みを伝え、自転車を組立て奥尻島1周を目指しました。

優しいウニマルくん!彼だけが僕を出迎えてくれました!

ウニマルくんをズームアップ。いい感じがしませんか?

 出発から10分程行った所に、なべつる岩があります。とても不思議な形をした岩でした。

 奥尻をツーリングしていると、いたる所に慰霊碑がある事に気が付きます。

 

 1993年7月12日午後10時17分12秒に発生した北海道南西沖地震(マグニチュード7.8)の影響で、震源地に近い奥尻島は、日本海観測史上最大級といわれる地震・大津波により壊滅的な被害を受けました。ツーリングの途中に奥尻島津波館に寄りました。悲惨な災害であった事を肌に感じました。

奥尻島津波館

 しかし、現在は島の人達の懸命の努力により、島が復興しました。二度とあの時の様な災害被害が無いようにと、島全体で津波対策がなされています。

防波堤が造られ津波対策がなされています。

 奥尻島津波館を出発して、奥尻和牛をみながら進んで行きました。

奥尻和牛の親子

 奥尻島の道端にはよくウニの殻が転がっています。後から島の人に聞いた話ですがカラスが食べた殻でした。奥尻のカラスはウニを食べるみたいです。贅沢なカラスだと思いました(笑)。

カラスの高度なテクニック、ちょっと感動しませんか?

 海の横、山を越え、奥尻島の大自然を満喫しました。大自然過ぎて、海外にいる気分になりました。

○    今回のツーリングコース

・    コース:奥尻島一周

・    所要時間:約6時間

○    目的地での一枚 

 市場で売っていた奥尻島の海産物です。

左から、ホタテ・ホヤ・ツブ貝・アワビ 

~前編終了、後編をお楽しみに!~

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