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ラグビーヘッドライン

2016年4月27日(水) 堀江選手のNZ研修レポートVol.8(4月27日更新)

堀江選手 

 ニュージーランド研修中の堀江選手からのレポートです。堀江選手が所属するグリアートンマリストクラブは開幕から3試合を終えて0勝3敗の厳しいシーズンスタートとなっています。第4戦目は昨年の地域リーグ優勝チームとの対戦となりました。初勝利なるか、渾身の第4戦試合レポートです。

■堀江選手
「皆様、こんにちは。スーパーラグビーはリーグ戦の折り返し地点となり、ニュージーランドでは連日ラグビーのニュースが流れています。
 
 さて、4月16日(土)にタウランガにて行われた、昨シーズンの優勝クラブ、タウランガスポーツとの試合を報告します。
 
 この日は天気が良く、グラウンドの芝の状態も良く、観客席もあり、今まで試合した中で、一番良いコンディションと試合会場でした。良いモチベーションをもって試合に挑めました。

 この試合も8番で出場しました。前半はチームのディフェンスが良く機能し、さらに攻撃の場面ではFWが頑張り、密集からトライを奪いました。自分もトライを狙いましたが、あと1センチ足りず、もうひと伸びが足りませんでした。ニュージーランドでの初トライがまだですので、悔しさはありますが、仲間のFW選手がトライしてくれたので結果的には良かったと思います。

 後半に入ると、開始早々にトライを奪われて流れが変わりました。さらに前半では互角だったスクラムやラインアウトなどのセットプレーが大きく崩れ始めました。スクラムでボールを奪われ、反則も増えだし、ついに相手にスクラムトライを奪われました。ヤマハとは逆の立場を味わい、ダメージの大きさを痛感しました。

 相手は昨年のチャンピオンチームだけあって、個々に強い選手が数名おり、1対1の場面で優位に立たれたことが、後半の失速につながったと思います。結果は12対39(前半12対5)で負けました。

 個人的にはボールキャリアが良くなってきたのと、仲間がパスを多く僕にしてくれて、チームにフィットしてきたと感じています。チームメイトからの信頼も少しずつ得られてきたかなと思います。しかし、ディフェンスやブレイクダウンのところで仕事量が足りないと実感しています。ディフェンスの場面からボールを奪い返すようなプレーを意識して、次戦に向けていい準備をしたいと思います。」

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